06、「趣味の菜園」失敗・自慢話し

2015年3月29日 (日)

「のらぼう菜」を家庭菜園で収穫

 数年前に、あきる野に住む友人から分けてもらった「のらぼう菜」が我が家の菜園で食べ頃に成長していましたので収穫してきました。20153image
 「のらぼう菜」は「野良坊菜」とも書き、菜の花の一種でアブラナ科の野菜ですが、江戸初期から西多摩(あきる野、青梅、埼玉南部)辺りに植えられ、江戸時代の大飢饉を救った伝説の野菜と聞いています。名称からも、野良に放置してもボーボー育つイメージがありますが、ライバルは、きっと八丈島名産の「あしたば(明日葉)」ではないでしょうか。
 事実、「のらぼう菜」は寒さに強く、秋頃にタネを播き、翌年3月頃の収穫となりますが、花茎を折ってもまた次の脇芽を何度も出す旺盛な生命力を持っていますので、根ごと抜かずに手で折り取りながら長期間収穫を楽しむことができます。
 食べ方は、淡白で癖がないことや彩が鮮やかで食感も良いので、おひたし、天ぷら、味噌汁の具材などにして毎日食べても飽きない味わいです。ただ残念ですが、まだ栽培量が少ないので、スーパーなどの店頭で見かける機会は少ないはずです。
 なお、このページを書くためにネット情報を得ようとしましたところ、
 「Vol.5 多摩の伝統春野菜 のらぼう菜 」と
 「くにたちあぐりッポ」のホームページに目が留まりました。
 国立市谷保の農家さんで「のらぼう菜」をつくっている鈴木政久さん、杉田重明さんは農薬は一切かけずに育てているそうで、谷保駅近くのJA富士見台支店駐車場で月曜日、金曜日にお買い求めいただけるそうです。
 (4月~10月:15時~/11月~3月:14時~)
  http://kunitachi-agri.jp/gotoyaho/norabouna/

〒186-0003 東京都国立市富士見台1丁目12−8
  JA東京みどり富士見台支店

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2015年3月19日 (木)

趣味の菜園~「元肥」も「追肥」も大切

 肥料のやり方には、「元肥もとごえ)」と「追肥おいごえ&ついひ)」があります。 

元肥
種まきや苗の定植前、つまり休耕期に、土づくりの際に予め肥料を土に混ぜておく方法です。
追肥
植物の生長過程で、生育の具合を見ながら肥料を追加する方法です。追加する肥料の種類や量、時期はそれぞれの野菜によって異なります。

 この二つの肥料のやり方は専門書に詳細に書いてあります。
 専門書どおりに肥料をあげれば、野菜も喜びますし、成果も多大なものにImage_2なると思いますが、私も仕事をやっていますのでなかなか専門書どおりにはいきませんね。でも、基本を知っておいて、その基本に近づくことで十分だと思います。
 「元肥」は、
 鶏ふんとか牛ふん、油かす、腐葉土などの堆肥が一般的で、種蒔きや苗植えの前に撒く(野菜によっては撒かずに土中に埋める)のが通常のやり方です。但し、これだけでは一部の栄養素が不足しがちですから、その分を化学肥料で補うのが良いと思います。
 化学肥料は「追肥(おいごえ&ついひ)」に適しています。  
 野菜にとって、特に大切な「窒素・リン酸・カリウム」が入っています。
 化学肥料と言いますと、環境問題とか健康ブームで何となく嫌な感じがしますね。
 でも、化学肥料は、原料の大半が天然鉱石ですから、ホームセンターなどで購入する際に「原料」を確認すると良いでしょう。Image
 どうしても、有機野菜にこだわりたい人は、鶏ふんなどの堆肥でも良いでしょう。
 この「追肥(おいごえ)」のタイミングは野菜の種類によって、大きく違います。例えば、トウモロコシやトマトなどは、「追肥」がとても重要です。
 はじめに「元肥(もとごえ)」をやりすぎると幹や枝など全体が大きく育ち過ぎてしまいます。そうなりますと後からいくら肥料をやっても、なかなか実に栄養分が届きません。
 ですから、はじめは控えめに肥料(元肥)を与え、いざ実がなり始めてから十00000709分に追肥すると良いでしょう。
 私の場合は、追肥(おいごえ)」には化成肥料(8・8・8)を使っています。「8・8・8」というのは、窒素・リン酸・カリウムの割合を言います。   
 ホームセンターでは、このほかにも用途に合わせていろいろな配分の化成肥料が販売されていますから、「化成肥料」の袋だけを見て買わないことが大切です。ナスやトマト、ニガウリなど実ものには2週間に一度、一株に30グラムをあげるようにしています。
 それぞれの幹近くのばら撒くのが一般的ですが、私は30グラムを幹近くに鉄の棒で30センチくらいの深さの穴を空けて、その中に化成肥料を流し込んでから穴に土をかけて穴を塞ぐようにします。
  夏場の二週間なんて「あっ」と言う間にやってきます。
  この方が幹の周囲にばらまくより効果的だと思います。
 30グラムの目安は大人の手で一掴みです。
 鉄の棒はホームセンターに置いてあります。
 追肥やりも楽しいものです。
 追肥をあげていなかった方は是非実行してみて下さい。

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2015年3月18日 (水)

趣味の菜園~失敗談「肥料あたり」

 「肥料あたり」とは、肥料が濃すぎて植物の生育が阻害されることを言い、「肥料やけ」、「肥料負け」、「濃度障害」、「肥料障害」とも呼ばれ、葉色や生育が悪くなったり、ときには根腐れ・枯死することもあります。素人大工が、必要以上に釘を打ち過ぎて板を割ってしまうようなものでしょうか。000061
 さて、野菜作りに大切なものは、「元肥(もとごえ)」と「追肥(おいごえ)」です。肥料には油かす、腐葉土、鶏ふん、牛ふんなどに代表される「有機肥料」と鉱物などを化学的に加工した「化学肥料」があります。
 「有機肥料」は、ゆっくり土中で分解されます。  
 保水性が高まり、野菜作りに適したフカフカの土になります。
 一方の「化学肥料」は、早く効果が現れます。
 但し、効果は持続しません。
 これは菜園を一緒にやっている友人から教えてもらったことです。
 友人はとにかく熱心で、菜園に関する新聞記事や専門書を読み漁っています。
 それをノートにしたり、付凄を付けたりして菜園に持って来ます。
 でも、地域や土の違いによって専門書とおりに行かないのも事実です。
 私は化学肥料を出来る限り使いません。               
 元肥は牛ふんや鶏ふんを使います。Kihontsuchihirixyou
 実は去年、玉ネギで大きな失敗をしました。     
 玉ネギは毎年10月にホームセンターで苗を買って育てて通年で食べています。特に冬場は美味しいですし、使い勝手が多様ですね。昨年は苗を植えた後の12月頃になって全滅してしまったのです。          .
 11月頃からなんとなく元気が無く心配していたのです。
 友人に相談したところ、原因は「肥料あたり」だとのことでした。
 意味もわかりませんでした。
 友人にいろいろ聞かれ、苗を植えつける3目ほど前に鶏ふんを撒いたことを説明して「肥料あたり」と言われたのです。                       
 つまり、玉ネギや長ネギなどの「苗もの」は根が非常にデリケートで、この根が発酵していない状態の肥料に触れると、根が腐ってしまうそうなのです。
 発酵しきっていない肥料に根を付けることは、熟いお湯に足を入れるようなもので、非常に危険なことだそうです。
 鶏ふんや牛ふんには、袋に「発酵」と書いてありますが、苗を植えつける2週間くらい前に土と良く掻き混ぜてから植えないと、私のように失敗します。「発酵」と書いてあっても、「発酵」していないものも多く出回っていますので、十分な注意が必要です。
 中には、発酵しても雨に当たって腐っているものもあります。
 発酵しきっていないと、土の中で腐ってしまい、野菜にも被害が及びます。
 また、虫も湧きます。衛生的にも良くありません。                
  想像してください。
 生(なま)牛ぷんとか生(なま)鶏ふんは販売していませんよね。
 友人と牧場に牛ふんを買いに行って大変な苦労したこともありますが、この事は後日にします。
 また、元肥は深めに土を掘って入れることも大切です。        
 理由は「肥料あたり」を出来るだけ避けるためです。    
 皆様も「肥量?あたり」には十分気を付けて、「苗を植えつける2週間前には畑作り」が原則ということを励行された方が良いと思います。
 苗ものの失敗談でした。
 今年は玉ネギはスーパーで買って食べるようです。
 生鶏ふんを思い出しながら。

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2015年3月17日 (火)

趣味の菜園~「天地返し」とは?

 私は友人と80坪ほどの土地で「家庭菜園」をやっています。
 他に趣味と言えるものはありませんが、唯一の趣味は「家庭菜園」です。
 仕事の合間を縫ってやっていますが、時間が無いため夏場は、まだ夕日が薄く残っている午後の8時頃になることも度々あります。
 冬の農閑期は、土壌を再生させる「天地返し」の季節でもあります。Tenchi_image

 私の実家は富士山の麓町・静岡県富士宮市で、専業ではありませんが、田舎ですから多少の田畑はあります。ただ、私は農業の手伝いをしたことは無く、友人も全く経験はありませんでした。
 今から20年前になりますが、職場の近くに休耕地があり、地主さんから、気持ち良く借りることが出来たことが家庭菜園を始めるきっかけでした。
 もちろん、二人とも菜園に興味はありました。Saien_0055
 素人の二人ですから、種の蒔き時や肥料のやり方など、一切知識がありませんでした。
 畑は年末の12月頃から年始の3月中旬頃までは、ビニールハウスを持っている訳でもなく、いわゆる農閑期で特にやることはありません。それでも、その時期、仕事で疲れた頭を癒すために時々畑に行っていました。
 その時でした。
 時期は12月です。何と、近くの専業農地にトラクターが入り込んで畑全面を地下2メートルくらい、ひっくり返しているのです。不動産業をやっている私は、咄嵯に「また畑を潰して新築か?自分でやっている畑の近くだから土・日は畑で大声だせなくなるな。」等と思いました。ところが、その農地は2ケ月くらい天地をひっくり返したままにして、3月になったら、また土を元に戻しているのです。
 この時も思いました。
 宝探しでもやって何も出なかったのかな……と。
 私の浅はかな考えは全く間違いでした。
 友人がその農家から間いてきたのです。                 
 この作業は「天地返し」と言って、畑には極めて大切な農閑期の作業だったとのことでした。「天地返し」は、地下を深く掘って、硬い盤に穴を空けることにより排水も良くなり、野菜の根も伸び伸びと成長するようになるそうです。
 でも、私も友人も専用のトラクターは持っていません。    
 そこで、農家の人が、「10坪くらいだったら、部分的に1メートルくらいの穴をスコップ2~3箇所掘って、掘った穴には表層士(一番上の士)や雑草、野菜くずを入れ、深層土(地下の赤上等)を地表に出します。
 そのまま冬を越して、再び穴に深層土を入れ返すそうです。
  (地下に埋めてある配水管等の確認は事前にお願い致します。)
 素人にはこれで十分だそうです。
 これを2年に1度の頻度でやれば野菜の収穫も大きく違うとのことでした。
 私と友人は、汗をたっぷりかいて穴を掘りました。         
 それからというもの、野菜の収穫量も大きく違うようになりました。
 家庭菜園をやっている方は是非参考になさってください。
 今年は寒い日が続きます。まだまだ間に遭います。
 いかがでしょうか。
 ただ、腰を悪くして寝込まない程度にボチボチやってくださいね。
 これからも、時々、20年で失敗したことをお話したいと思います。

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