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2019年3月15日 (金)

映画「日蓮」を鑑賞しました。

 日蓮の生涯を萬屋錦之介主演で描いた映画「日蓮」(1979)をネットで鑑賞しました。Kitayama_honmongi
 実家は、富士宮市北山の六老僧の一人日興が布教の拠点とした重須北山本門寺に隣接しており、ご先祖が眠っていますから、少しは日蓮のことを知っておきたいと思っています。
 日蓮聖人(1222年2月16日~1282年10月13日)は、安房国(現鴨川市小湊)に誕生。12歳で近くの清澄寺(天台宗)に修行に入いると32歳まで、鎌倉・京都・比叡山・園城寺・高野山・天王寺等を巡って修業を重ねます。特に、24歳から三年間は比叡山横川定光院で、明けても暮れても経を読む「看経(かんぎん)地獄」を体験するなど、厳しい修行の結果、仏は釈尊一仏であり「法華経」こそが釈尊の真の教えと悟ります。
 そして、32歳で一旦安房国小湊の生家に戻ると、再び鎌倉へ上って松葉谷に草庵を構え法華経の教えを広めんと、「南無妙法蓮華経」を唱えつつ、「立正安国論」、「四箇格言(しかかくげん)」を主張して、「四大法難」に遭遇することになります。
 「立正安国論」は、時の権力者・北条時頼に「法華経を帰依せず、邪宗を信仰すれば、国難が生じて国が滅ぶ」と主張した書き物とされます。この真っ直ぐな国を思う主張は、相手に選択の余地を与えず、誤解を受ける種と指摘する人もいます。
 「四箇格言(しかかくげん)」とは、「法華経こそが釈迦の真の教えだ」と、その当時の他の仏教宗派を厳しく批判して、「真言亡国」、「禅天魔」、「念仏無間」、「律国賊」と、具体的に公言したことを言うそうです。
 「日蓮四大法難」とは、日蓮が受けた四度の死ぬ目に遭ったことで、
 1、松葉ヶ谷の焼き打ち.  2、伊豆の流罪. 3、小松原の刃難.
 4、竜ノ口の難と佐渡流罪. のこととされます。
 この映画は、日蓮が32歳で安房国に戻ったときから始まり、これらの出来事のほか、日興上人ら六老僧が弟子になった様子も描かれています。
萬屋錦之介主演の映画「日蓮」

  日蓮  萬屋錦之介
    日昭  中村嘉葎雄
    日朗  中村歌昇(少年時代 - 小沼宏之)
  日興  永島敏行
  日頂  山崎之也
    浜夕  松坂慶子
    北条時宗  松方弘樹
    北条時頼  松本白鸚
    行道  田中邦衛

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コメント

 松坂慶子に松方弘樹とは、信長や龍馬のようなスターのいない地味な時代の物語にあってはまた豪華なキャスティングであるが、それはさておき、日蓮は言うなれば仏教界におけるプロテスタントであり、これまでの「南無阿弥陀仏と念仏を唱えてさえいれば誰でも極楽浄土に行ける」という仏教界に「否」を唱えたことは、ちょうど免罪符の販売などで堕落したキリスト教界を改革しようとした歴史と重なるところで、
 そろそろそれは現代でも言えることであり、どこぞで聞きかじってきた横文字を馬鹿の一つ覚えのように訓辞で唱える経営者などがその例であり、最近のバズワードは「AI」で、AI、AIと念仏を唱えてさえいれば、我が社も最新技術を導入した会社に見えるとでも思っているのかもしれないが、AIは、それを使って「何」をするか?の「何」の部分がないと全く無意味なのであり、その「何」が明確な会社はそもそも安易に「AI」なんて言葉を使わず、典型例がトヨタ自動車における「自動運転」であり、こういうところはAI、AIなどと唱えているヒマがあったらさっさと行動に移しており、自分とこでKDDIという情報会社を持っていながら、AIへの投資と行動スピードが速いという理由でライバルのソフトバンクと組んだり、今朝の日経一面で報じられているが、AIで先行している対米投資を100億ドルから130億ドルに増額させたりしていることにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2019年3月15日 (金) 09時30分

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