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2018年12月 5日 (水)

地域の王者として君臨する外来種

 「オオブタクサ」や「ブラックバス」、「アライグマ」などは、戦後Sendangusa_imageの日本に安易に持ち込まれた危険で侵略的な外来種であり、近年の「グローバル化の弊害」とも見られています。先日、空き地の枯れ草を処理し終えると、衣類に虫のような植物の果実が付いてしまい、なかなか取れずに困ってしまいました。植物図鑑で調べると「アメリカセンダングサ」でしたが、他にも、「オオブタクサ」も生い茂り、まるで外来種に占領されたような土地になっていて、在来種は小さくなってました
 このような外来種は、我が国の食料自給率が大きく低下した戦後に、小麦などの輸入品にくっ付いて来た種が輸送途中に各地にばら撒かれたものでした。ところが食糧不足の危機が治まると、今度は贅沢な食生活を満足させるために世界最大の食料輸入国になって、日本中に迷惑な外来種が引き続きばら撒かれています。
 何も食糧品の付着からだけでなく、鑑賞用の植物、飼育目的の動物なども持ち込まれ、それに飽きたり、大きく成長して飼育が困難になると、河川や湖沼、野原や河川敷に捨てたりすることで、「迷惑な外来種」「侵略的な外来種」として日本中に拡散して増殖し、駆除も困難な現状です。
 これら「外来種」の殆どは、元々が生きる環境が厳しい弱肉強食の生息地で生き延びてきた歴史があって、日本のような敵が少ない温和な島国に持ち込まれては、その地域の王者として君臨することが目に見えています。事実、「オオブタクサ」は比較的繁殖が強いとされる「ススキ」の生息地を侵略しており、また、「ブラックバス」は日本各地の河川や湖沼で繁殖し、今や敵なしの状況です。
 これは、国境を無くして自由に往来するグローバル化の大きな弊害でもあります。
  現在、この「グローバル化の弊害」と予測されるのが、労働力を補うため外国人労働者を受け入れることの是非です。
 平成29年10月時点で外国人労働者雇用状況は約128万人で国籍別では
 ・1位.中国 372,263人(全体の29.1%) [前年同期比8.0%増]
 ・2位.ベトナム 240,259人(同18.8%) [同 39.7%増]
 ・3位.フィリピン146,798人(同11.5%) [同 15.1%増]
 ・4位.ブラジル 117,299人(同 9.2%) [同 10.0%増]
 ・5位.ネパール 69,111人(同 5.4%) [同 31.0%増]
 動植物のように、簡単に捨てたり駆除が出来ないのが、外国人労働者です。

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コメント

外来種の話など持ち出さずにストレートに「入管法改正・外国人労働者受入拡大反対」を唱えられないのは、恐らくその外国人労働者の恩恵を受ける「建設業界」への「忖度」と、本来最賃割りの安価な外国人労働者を使わなければ採算が合わないような業者は淘汰されるべきなのに、馬鹿正直にそう言えないが故だろうと思われ、特に今回の法改正に賛成する読売系メディアなどは、これを報じるニュースで、来日留学生を支援する団体の関係者をコメンテーターに据えてメリットを語らせるなど、世間からの反論ができないような姑息な手段を取っているところで、
そろそろこうした外国人労働者が必要となる業種には他にコンビニや外食があるが、例えばコンビニで言えば国立駅南口ロータリーの両側という至近距離にローソンが2店舗もあり、また谷保駅周辺に至ってはセブンイレブンが3店舗もあるなど、明らかに至近距離に過剰な店舗展開を行なっており、これらは「たとえ既存店の至近距離であっても空き物件が出たらライバルに取られないようにウチが取る」と言った「ドミナント戦略」故であり、こうした過剰店舗を温存させるために外国人労働者が必要などというのは本来ナンセンスなのであって、店舗の統廃合で解決すべき問題であることにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2018年12月 5日 (水) 12時23分

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