« 財政再建の指導者は自ら質素倹約 | トップページ | 清貧に暮らす証に芋茎(ずいき)汁 »

2018年11月30日 (金)

漂着した人や物を大切にした歴史

 秋田県男鹿半島のナマハゲや山形県遊佐町(女鹿)のアマハゲなどが「2018_11_29_image1来訪神:仮面・仮装の神々」としてユネスコ無形文化遺産へ登録が決定しました。
 さて、日本に漂着した北朝鮮からと見られる木造船は、今年だけでも105件、統計が残る2013年以降では最多だそうです。しかし、日本海沿岸で育った人の話しでは、「半島やロシアからの漂着物は昔から多くあって、何も珍しい事でない。空き瓶、空き缶などは何時でも、時には、仏像や遺体、海難事故の生き残りの漂着も度々あった」と語っていました。
 日本人は、昔から外国からの漂着物や海難者を大切にした歴史があります。
 それが、このたびのユネスコ無形文化遺産に登録された「来訪神信仰」の起源だったと推測されています。そもそも、昔から日本人は「幸福は海の彼方から来る」という信仰があって、「七福神」の宝船も、海の果ての神々が住む世界から来訪神(福神)がやって来るという伝説からとされます。
 この来訪神は、昔は「マレビト信仰」と呼ばれていましたが、この由来は「稀にやって来る人(外来の客人)」だそうです。今、国会では事実上の移民政策と見られる入管法改正案が審議中ですが、最近では、日本は「世界第4位の移民大国」だそうで、既に異国人は「マレビト」とは言えない現状です。
 「来訪神:仮面・仮装の神々」
①吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)
②米川の水かぶり(宮城県登米市)
③男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市)
④遊佐の小正月行事(山形県遊佐町)
⑤能登のアマメハギ(石川県輪島市・能登町)
⑥見島のカセドリ(佐賀市)
⑦甑島のトシドン(鹿児島県薩摩川内市)
⑧薩摩硫黄島のメンドン(同県三島村)
⑨悪石島のボゼ(同県十島村)
⑩宮古島のパーントゥ(沖縄県宮古島市)

|

« 財政再建の指導者は自ら質素倹約 | トップページ | 清貧に暮らす証に芋茎(ずいき)汁 »

01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

 なまはげが世界遺産になったのは良いが、最近はその意義があまり知られなくなってしまい、「除夜の鐘」ですら寺の近所の住民から「騒音公害だ」との苦情が上がりやむなく中止した例もあり、件のなまはげについても、「子供が怖がるので、なまはげを止めてください」との苦情が秋田県の主婦から出るほどで、それでは一体、「子供を怖がらせる」というなまはげの「存在意義」は何なんだといったところで、
 そろそろ明日から12月ということで、明日16:45からスタバ国立店前にて大学通りイルミネーションの点灯式も行われるが、翌日2日は恒例の旧車祭の他、富士見通りの「明窓浄机館」にて恒例の「雪の華コンサート」も行われ、例年、音高生による合唱も行われるので、その美しい歌声を楽しみに来る人も多いことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2018年11月30日 (金) 14時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2101431/74690091

この記事へのトラックバック一覧です: 漂着した人や物を大切にした歴史:

« 財政再建の指導者は自ら質素倹約 | トップページ | 清貧に暮らす証に芋茎(ずいき)汁 »