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2018年8月 7日 (火)

明からの「ラーメン」伝来に想う

 最近では、天ぷら、カレー、寿司などと共に国民食に成長したラーメンの話題です。00000255n773
 まず、室町時代の資料に京都の僧侶が来客に中華麺を振る舞った記述が発見されたそうですが、具体名としては、朱舜水(しゅ・しゅんすい)が調理し水戸光圀公が最初に食したとされます。
 時代背景として、漢民族の国「」は1659年に、異民族の満州族(女真族)の「」から侵略されて滅亡しますが、その直前、長崎に亡命したのが、明の儒学者の朱舜水(しゅ・しゅんすい)(1600年11月17日~1682年5月24日)でした。その数年後、65歳の朱舜水は水戸藩の水戸光圀(水戸黄門)に招かれて江戸で生活することになります。そして、日本史を調べていると、日本の統治者は天皇であると結論づけて光圀に伝えます。これが光圀が「大日本史0000832_1357」編纂と水戸学の基礎を固めたキッカケとされます。つまり、朱舜水は、水戸藩中屋敷(現・東京大学農学部)内で生活し、徳川光圀の先生として厚遇され、水戸藩士の思想に大きな影響を与えています。
 前置きが長くなりましたが、朱舜水が江戸で生活していた当時、中華麺を調理して、光圀に献上したのが、日本におけるラーメン史の始まりとされます。このことは、光圀の生活振りや世相を記した皆如院日乗上人の「日乗上人日記」に残され、横浜のラーメン博物館には、このときのレプリカも展示されています。また、水戸市では「水戸藩らーめん」を再現したラーメImage1ン店も数店あり、都内でも、三鷹市下連雀7-9-4「杏苑 (きょうえん) 」で提供していますから、そのうち、どんなものか出かけたいものです。いずれにしても、カレーはインド、ラーメン豆腐は中国、テンプラカステラはポルトガルからなどが外国から伝来していますが、全てが日本流に洗練されて味もアップしていると思われます。

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03、 国立市界隈のこと」カテゴリの記事

コメント

このところ貴ブログ記事のカテゴリが本記事も含めて「国立市界隈のこと」となっており、てっきり本件も国立市界隈のラーメン店や国立市がラーメンの一種である「油そば」発祥の地(東地区の「三幸」さんが発祥店)であることにも触れるのかと期待されたが、徳川光圀についてはラーメンのみならずワインやチーズ、靴下も日本人初と言われ、生類憐みの令を公然と無視して肉食に興じたとも言われており、またラーメンや豆腐どころかうどんも中国伝来であるが、中華丼や天津飯、冷やし中華、果ては中華料理店の回転卓などは日本発祥であるところで、そろそろラーメンを語るとなるともはや宗教的存在となっているのがやはり「ラーメン二郎」であり、三田の慶應義塾大学のそばに「総本山」があり、講義をサボった「信者」らが午前中から店頭に行列を作り、店員から「ニンニク入れますか?」と問われれば本来「はい/いいえ」で答えるのが日本語なのに「ヤサイマシマシカラメアブラ」などの呪文を唱え、芸能人の中にも「潜伏(隠れ)ジロリアン」がいると言われ、
http://www.jprime.jp/articles/-/9592?display=b
国立近辺では立川店が長期休業から復活し営業を再開したものの、新小金井街道店が閉店してしまい、あとは府中店があることにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2018年8月 7日 (火) 13時00分

 国立市の話題提供や意見を述べた「ブログ」や「ホームページ」は、市議会議員、商店・企業経営者、趣味の方々などによって、ネット上に有り余るほど流れています。小生の片手間の、且つ稚拙なブログが、そのような方々と情報が重なっては申し訳なく思うものです。コメント氏は、国立市の情報などに相当に詳しい方のようですから、それらの取材やご意見をご自分で立上げ配信されたらと思います。
 なお「国立界隈」の範囲には、国立市内に限定せず、近接地など比較的容易に往来出来る範囲に捉えています。よって、近所の牛丼屋や三鷹のことは界隈の範疇に感じています。路地裏文化のことは国立にも育って欲しい願望ですが誤解されない内容にします。

投稿: 管理人から | 2018年8月 7日 (火) 14時29分

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