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2018年8月 4日 (土)

路地裏文化「芝の家」に想う

 昭和30年代のNHKテレビ「バス通り裏」は十朱幸代や岩下志麻の出演で、都会の裏路地Siba3_10で近隣同士が触れ合うドラマでした。また、弘前市出身の劇作家・寺山修司は、「都会の路地裏に日本人の良さが見える」と路地裏観察が趣味だったそうです。都会でも、大通りから一本裏路地に入ると、様々の人情や文化が息づいているのでしょう。
 そんな良き時代の裏路地文化の良さを演出した、港区芝3-26-10の「芝の家」は、地域再生で一定の成功した例と見られています。敷居を低くして、誰でも気軽に利用し易い工夫をしており、「こんな場所が近所にあったらいいな!」と思わせます。
 この地域は、映画「Always~三丁目の夕日~」のモデルとされ、昭和30年代をイメージした、コミュニティづくりの活動拠点です。この企画には、港区と慶應義塾大学が参画して、2008年に発足していますが、各地から視察に訪れるそうです。
 運営は押し付けがましくなく、外観、板の間、縁側、備品など、細部まで昭和30年代を演出しています。利用は人に制限がなく、お年寄りから子供、学生まで、様々な人がここで出会い、緩やかにつながる場所と機会を無料で提供しています。
 日本各地では、地縁・血縁が薄くなり、地域社会の崩壊に悩んでいるところは多いと聞きます。港区も似た悩みを抱えているそうですが、「芝の家」は裏路地空間を演出した成功例のようです。ただ心配はセキュリティであり、歓迎されない訪問者への対応や弱者らの安全確保です。 そう言えば、寺山修司は渋谷区宇田川町の路地裏で覗き魔と間違われ、住民から通報され逮捕される事件が起きていました。
 いずれにしても、日本人は本能的に「路地裏文化」を求めていると思われます。 
芝の家の開館は、
 火曜・木曜日は11時〜16時、水曜・金曜・土曜日の12時〜17時。  
 (日・月曜・祝日は休み)、利用者は名前を記入するだけのようです。http://www.shibanoie.net/category/act/Siba32610

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コメント

 昨晩は国立市内も雷雨に見舞われながらも盆踊り大会が二小と矢川上公園とで行われ(特に二小は例年西の会と三和会とで二度行われる)、今晩もそれらに加えて御社近辺のオリンピック国立北店を始め、四軒在家、富士見台幼稚園、七小、矢川いこいの広場、谷保浄水公園と各地で行われる予定であり、来年選挙を控えた市議先生もハシゴするのにさぞや大変だろうが、
http://ameblo.jp/megumiishii/entry-12395405883.html
 国立市もマンションが立ち並び、路地裏での住民同士の交流がめっきり見られなくなったとは言え、こうした祭りが行われるということは、まだまだ住民同士の交流が健全に残っているということであるところで、
 そろそろその芝の家を支援している慶應義塾大学は医学部を持っているが、今や医学部と言えば、他ならぬ完全に社会を敵に回した感のある東京医科大学の存在があり、文科省官僚の◯◯息子(センター試験を前にセブ島へ豪遊)の裏口入学は言うに及ばず、報道が事実であれば、系列病院の女医が結婚や出産により離職し、男性医師に負担がかかるのを防ぐためと称して、事もあろうに何の落ち度もない女子受験者の試験点数を意図的に減点し、合格者数を抑制することを「必要悪」と称して憚らないとは、散々社会の「不義」の片棒を担いだ挙句、校是に「正義」を掲げるなど言語道断であることにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2018年8月 4日 (土) 11時31分

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