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2017年10月27日 (金)

10月27日、松陰の命日に想う

 10月27日は『吉田松陰の命日』とされ、158年前の1859年(安政6年)の今日、20171027image2江戸伝馬町の獄で露と消えた日です。罪は、ペリーの艦隊が浦賀沖に停泊していた際にアメリカ渡航を懇願したからとされますが、実際は処刑の前年、日米修好通商条約という不平等条約に激怒し、老中・間部詮勝暗殺計画が発覚からでした。松陰が激怒した不平等条約は、現在も当時以上の不平等な関係が続いています。
 戦後も1951年(昭和26年)9月8日、「サンフランシスコ平和条約」に調印し、日本と米国は対等の関係に戻ったはずなのに、同時に締結された日米安保条約と日米地位協定によって、軍事的に日本は米国の属国になることに同意していたのでした。その主なものとして、
・「日米地位協定(SOFA)」
 日本に駐留する米兵や軍属の地位を保障  
・「横田・嘉手納、岩国空域(ラプコン)」
 日本の空なのに米軍が航空交通管制権を持つ空域
・「有償軍事援助(FMS)」
 米国の武器を有償、且つ先払いで提供してもらう方式
日本国内の盗聴システムエシュロン(Echelon)」
 米軍・三沢基地に設置された米軍の世界最強の盗聴システム
 のほか、米軍関係者と称すれば、CIAなどのスパイは出入り自由だったり、必要なら米軍は日本国内に自由に基地作る権利も与えられているとされます。
 このような不平等な関係は、「日本国憲法(占領憲法)」、「国連憲章」、「日米安保条約」と表裏一体と言われています。今日の読売三面には、「防衛装備品過払い」と掲載されていましたが、これは、一面記事になるような政治的大事件のはずです。この「有償軍事援助」とは、米国の武器を有償で提供してもらう方式で、先端技術?の兵器を購入出来る反面、現金先払い、価格は米国のいい値、性能は米軍より格下、廃棄や修理・整備を米国が行うような取り決めで、日本には極めて不利な条件です。
 長州の天才・吉田松陰が存命なら何とコメントするのでしょうか・・・・


pic.twitter.com/TVbgTbOGsa

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01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

吉田松陰と言えば、松下村塾がグラバー園などと共に世界文化遺産である「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成遺産として指定されているが、何故それら産業とは無縁の一私塾や一邸宅が入っているのかといえば、それら産業を含め近代化に関係する人物と縁が深いからということなれども、あまりにも「こじ付け」ではないかといったところで、そろそろその松下村塾の建物が東京都世田谷区の松陰神社内にも模築されているが、その松陰神社の近くに、桜田門外の変で倒れた井伊直弼の菩提寺である豪徳寺があるのは皮肉でしかないことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年10月27日 (金) 14時35分

大日建設(株)杉山
  松陰神社は、井伊直弼の墓がある豪徳寺から直線で約700mの所です。
  安政の大獄の当事者が直ぐ近くで永眠していることは運命の悪戯でしょう。
 松陰神社辺りは江戸当時は大夫山とか長州山と呼ばれた毛利藩ゆかりの土地で、死罪となった松陰の遺骸は、一旦は千住・小塚原の回向院に葬られたのを、1863年に高杉晋作や伊藤博文らによって、この地に改葬されました。翌年「禁門の変」が勃発すると、幕府によって若林村の屋敷は没収され松陰の墓も破壊されましたが、その4年後の1868年には明治維新となり、明治元年に木戸孝允が墓碑を立て、明治15年(1882年)には、毛利元徳や松陰の門人達が墓畔に社を築いてその霊を祀り「松陰神社」としたそうです。
「豪徳寺」と彦根藩とのゆかりは、鷹狩り帰りの彦根藩二代藩主・直孝公を豪徳寺(世田谷)の門前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる"招き猫”発祥の地からで、井伊直弼は 安政7年3月3日(1860年3月24日)に江戸城桜田門外の変で暗殺されると、井伊家の菩提寺である世田谷の豪徳寺に秘密裡に埋葬されたといわれています。
 また別の説として、井伊大老の首級(しるし)は密かに水戸に運ばれ、水戸市見川の妙雲寺境内の「大老井伊掃部頭直弼台霊塔」は、その首級(しるし)水戸携行説に関連した供養塔との説もあるそうです。
■彦根の「ひこにゃん」と「招き猫」: 大日建設の社長日記
■158年前の10月7日は安政の大獄: 大日建設の社長日記
■「桜田門外の変」は牛肉の恨み?: 大日建設の社長日記

投稿: 大日建設(株)杉山 | 2017年10月27日 (金) 16時07分

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