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2017年9月17日 (日)

米の戦法は「後の先=正当防衛」?

 剣道の戦法に、先の先先々の先、或いは、後の先という戦い方があります。0002157
  「後の先」とは、まず相手に自由に攻めさせ、技が切れたり、態勢が崩れたところに、一気に攻撃に転じる試合運びと理解しています。また、中国の兵法書「兵法三十六計」には、有利な地形を利用して防御を固め敵の攻め疲れを待つ、以逸待労(いいつたいろう)と呼ぶ策略もあります。
   ここで思い出すのは、1974年、WBA・WBC世界統一ヘビー級王座のジョージ・フォアマンに挑戦したモハメド・アリの試合です。アリはこの試合で、相手に「わざとボディを打たせ」、相手の打ち疲れを待つ戦術、「ロープ・ア・ドープ」と呼んだ戦いで勝利しています。下馬評は、ゾウも倒す強打の持ち主と言われたフォアマンが絶対有利とされ、対するモハメド・アリは徴兵拒否で王者を剥奪され3年7か月のブランクから、既に過去のボクサーと評されていました。事実、試合が始まると、アリは、ロープにもたれる場面が多く、腕で顔面をブロックしながらフォアマンの強打を凌いでいるものの、誰からも敗色濃厚と見られていました。それが8ラウンド終了間際に、アリのワンツーパンチがフォアマンを捉え、見事に逆転のKO勝利をおさめ喝采を浴びていました。
 また、西部劇の決闘では、銃を先に抜くと殺人罪に問われるので、相手に先に抜かせて、早撃ちで倒すことで正当防衛が成00240立するという場面があります。つまり、米国は北朝鮮に先に攻撃させて、或いは、攻め疲れを狙う「後の先=正当防衛」を狙っていると見ています。北朝鮮もミサイルの無駄打ちを続けては、いつか資金切れと、攻め疲れで緊張が緩み必ず一息つく場面が出るはずであり、これが譲歩や妥協を得るチャンスでしょう。
 そのうち、裏では戦後処理の話し合いが進む可能性もありますが、最悪は・・・・
北朝鮮の防衛能力が羨ましい: 大日建設の社長日記
北朝鮮攻撃で一番の足枷は日本: 大日建設の社長日記
ジョージ・フォアマン VS モハメッド・アリキンシャサの奇跡
  https://youtu.be/kANNhbDt-fQ
 

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14、緊迫する国際情勢」カテゴリの記事

コメント

  慶大の金子教授が「モリカケから世間の関心をそらすためにアベ首相が北朝鮮に頼んで日本に向けてミサイルを撃ってもらった」との主旨のアン◯ン◯ンなことを言っているが、
https://twitter.com/masaru_kaneko/status/908459503099641856
http://www.sankei.com/politics/news/170916/plt1709160017-n1.html
  どこの国の首相が自国民の生命を危険に晒すようなことを他国に頼んだりするのか?仮にも慶大の教授ともあろう人がそんな主張をするとは、福澤先生も草葉ノ陰デ泣イテオルゾといったところで、そろそろここへきて衆院では「解散風」が吹き出しているが、周知の通り民進党は離党者が相次ぎとても選挙を戦えるような状況ではなく(逆に言えば、解散が近いと見込んで離党者が相次いでいるのだろうが)、これだけ野党を弱体化させてから解散に持ち込むのはまさに与党側の「後の先」であり、ここで野党が解散を批判するのはナンセンスで、「常在戦場」の言葉通りいつ解散があってもいいような体制を常に整えておくのが本来の筋であり、総選挙で一応、野党側にも議席を伸ばすチャンスが与えられるのだから、文句があったら選挙で勝ってから言うべきであることにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年9月17日 (日) 08時41分

大日建設(株)杉山
 安倍首相が今月28日召集の臨時国会で衆院を解散し、10月10日公示、22日投開票、若しくは10月17日公示、29日投開票の2案を想定していると報じられました。この日程予測は、トランプ大統領来日は11月4~6日が有力とされますから、よほどの国際情勢の変化や国内事情がなければ、この2案いずれかで衆院解散・総選挙が行われることでしょう。
 これまで左傾野党と左傾マスコミは連帯して、盛んにカケやモリで安倍内閣を攻め立てましたが、実力の差を見せつけられ軽くあしらわれていました。野党は撃てる玉は全て撃ち切ったのか静かになった上、これまでかと見切りを付けたのか敵前逃亡者(離党者)が相次いでいます。
 また、小池都知事側近による国政新党が「憲法改正による一院制導入」を目玉に掲げたことも、何か中途半端でパンチがないと判断したはずです。きっと野党やマスコミは、北朝鮮情勢をネタにして、「安倍首相はこんな時期に解散するのか」などの批判が集中するはずですが、どのような情勢でも「常在戦場の心構え」は衆議院議員の常識であることを自覚すべきです。
  民進党の前原誠司代表は、案の定、「北朝鮮が核実験を行って、日本を通過するミサイルを先日も撃ち、国際社会が非難をしている。Jアラートも発出をしているという状況の中で、本気で政治空白をつくるつもりなのかという、驚きを極めて禁じ得ない」と批判したという。北朝鮮の、この程度の危機は当分続くはずで、それを言うなら、いつ解散できるのかと思うのですが・・・・

投稿: 大日建設(株)杉山 | 2017年9月17日 (日) 16時40分

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