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2017年8月30日 (水)

「勝てば官軍 負ければ賊軍」

 今日8月30日は、昭和20年のこの日、厚木飛行場(大和市、綾瀬市)に1945830_02、連合国軍最高司令官、マッカーサー元帥が悠然とコーンパイプをくわえて輸送機から降り立った日です。
 さて昭和20年12月7日、朝日新聞が大東亜戦争を太平洋戦争と最初に使用しています。その直前の9月19日には、「プレス・コード(日本に与うる新聞遵則)」により、マスコミへのGHQの規制が強化され、「『大東亜戦争』『大東亜共栄圏』『八紘一宇』『英霊』の如き戦時用語」の使用しないように指令され、GHQの検閲が強化されています。つまり、「大東亜戦争」の呼称も、GHQの言いがかりで「太平洋戦争」と言い換えますが、それまで日本では、亜細亜を白人国家からの植民地支配から開放させる戦争目的があったのです。しかし、日本軍の捨て身の戦いによって、本当に亜細亜の植民地が白人から解放されたことは、白人国家側が悪いイメージを持たれるからと「太平洋戦争」に変えさせたのであり、この強い洗脳は今でも見事に日本国民の殆どに浸透しています。
  「勝てば官軍 負ければ賊軍.」とは、道理にかなわなくても勝った者が正義となり、負けた者には不正の汚名がきせられる意です。また、成功者には、その過程に不正があっても不Hqdefault問にされることにも用いられます。先日、8月15日のWBCバンタム級タイトルマッチで、山中慎介選手を破ったメキシコのルイス・ネリ選手の試合前のドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出たそうですが、無効試合確定になるか、王者空位にするのか、山中をチャンピオンのままにするのか、それとも「勝てば官軍.」論を適用するのか注目されます。
 「大東亜戦争」では、当時の戦時国際法でも禁止なのに、日本の各都市への無差別爆撃や広島・長崎への原子爆弾投下によって、多数の民間人が虐殺され明らかに戦争犯罪だったのに、「勝てば官軍」論で、特亜三国はもとより、自国民からも批判され、当時の指導者や靖国に祀られた英霊までも軽視されています。
 今の日本人なら、ドーピング違反のルイス・ネリ選手を讃える理屈になるはずです。

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コメント

「勝てば官軍」に似た言葉にベッケンバウアーの名言「強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ」や、ABBAの歌にもある「ウィナー・テイクス・オール(勝者総取り。アメリカ大統領選が典型例)」があるが、その趣旨は「結果が全て」「結果良ければ全て良し」であり、したがって、いくら安保理決議に違反しようが憲法9条があろうが、北朝鮮がミサイルを撃ってきて被害が出てからでは遅いのであり、「Jアラートが出てから着弾まで数分しかないのに、一体どうしろというんだ!」と言うのならば、その数分でもできることはあるのであり、
https://twitter.com/Nemo_patitur/status/902549345819439105
https://twitter.com/Nemo_patitur/status/902660540295548928
https://twitter.com/N_othra/status/902344913035051008
したがって、「アラートがうぜえ」などとどっかの「有罪判決を受けた経営者」のようなことを言っていてはそれこそ北朝鮮の思う壺であるところで、
https://twitter.com/MasashiKikuchi/status/902505872848429056
そろそろ御社で購読している読売新聞にも出ていたが、
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20170828-OYTNT50149.html
要するに、復元旧駅舎の両隣にJR東日本が4階建の商業ビルを建てると旧駅舎が札幌時計台みたいに「ガッカリ名所」になってしまうとの件について、これこそ「勝てば官軍」で、その両隣の土地がJR東日本の所有である以上、法令に反しない限り何を建てようと自由であり、それが嫌ならばそれらの土地まで買い取ればよかったのであり、そもそも当初の高層ビル案から4階建に抑えただけでもまだ住民に「忖度」した方であり、ここでやってはいけないのは「後出しジャンケン条例」を定めることであり、かつてのマンション訴訟と同じ轍を踏むことになることにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年8月30日 (水) 12時51分

大日建設(株)杉山
 赤い三角屋根の駅舎への国立市の一部住民や読売など一部マスコミの拘りは凄いものがあると思っています。JR東日本は、当初は高層ビルを検討していたのに、大学通りなど駅周辺の景観に配慮し低層にとどめた経緯があるそうですが、駅舎復元派の国立市民は、この配慮を評価すべきと思います。
 また「勝てば官軍、負ければ賊軍」は、約150年前、戊辰戦争に勝利した薩長土肥による明治政府の横暴ぶりを指して言われたそうですが嫌いな言葉です。幕末には、薩長土肥による数々の暗殺や騒乱事件、孝明天皇毒殺、偽の錦の御旗など汚い手の数々で戊申戦争で勝利したとされます。対する幕府側の会津藩や庄内藩は日の丸を掲げて正攻法で戦ったのに敗者となったために、長い間、賊軍扱いとされ辛酸をなめされ続けていました。実際は、会津藩は孝明天皇から辰翰を賜り正に「官軍」であったし、庄内藩は「日の丸」を掲げて戦ったことなど誰も教えていません。
 そして重要なことは、明治初期から大東亜戦争までは、薩長土肥主導による政治体制であり、軍部のトップ将校らも薩長土肥出身者で占められ、戦争への道を推し進めた責任を感じてもらう必要があります。この「勝てば官軍、負ければ賊軍」の構図は、そのまま、「連合軍が官軍、薩長土肥が賊軍」となるもので、薩長土肥には特に賊軍の汚名を着せられた屈辱を意識してもらい、幕末期に幕府側の会津藩や庄内藩に対する横暴の限りを尽くしたことを反省して欲しいものです。

投稿: 大日建設(株)杉山 | 2017年8月30日 (水) 14時34分

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