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2017年6月 7日 (水)

「グローバル化」の落とし穴

 戦後、世界の国々を統合した世界連邦を目指すとして、国際連合(国連Image5)が結成され、その第一段階として1993年、欧州で加盟国28ヵ国でEU(欧州連合)という人工国家が結成されました。しかし、ギリシャの財政破綻辺りから綻びが見え、更に、リビアやシリア等の難民・移民がEU諸国に殺到し、難民と強く関係したテロ事件などから世界連邦の限界が見えています。
 思えばEU結成の2年前、1991年、人工国家・ソ連が崩壊し、共産主義は資本主義に敗北して米ソの冷戦も終結し、一見イデオロギーの戦いも終わったのに、新たに「グローバリズム(地球主義) vsナショナリズム(民族主義)」の戦いが始まったとされます。つまり、共産主義者はグローバル化という聞こえのいい言葉で新たな戦いに臨んでいるのです。そう言えば、共産主義政党による国際組織「コミンテルン」の正式名は「共産主義インターナショナル」であり、労組などの集会では「♪ああ、インタナショナル我らがもの いざ戦わん 奮い立ていざ♪」と声高らかに賛美していたものでした。この「インターナショナル (社会主義)化」を言い換えたのが「グローバル化」と言われています。まるで詐欺師です。
 これらからも、なぜ左傾色の強い野党やマスコミ、進歩派文化人などが、盛んに「グローバル化」を説くのか、理由が理解できます。しかしながら、イギリスのEU離脱や、トランプ政権のTPP離脱、温暖化CO2犯人説は偽りだとして「パリ協定」から脱退表明は、「グローバル(ボーダレス)」化 の終わりの始まりと言われています。
 そこで心配なのは日本であり、グローバリズムの対局「ナショナリズム(民族主義)」の典型でもある天皇制崩Image6壊の虞もあるのに、天皇陛下や皇室にも人権を認めるべきとして、「天皇生前退位」や「女性宮家創設」に熱心な情勢です。 この皇位継承問題から、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の中で見出した理念「不易流行」を思い出しています。不易とは、時を越えて不変の真理、流行とは時代や環境の変化によって革新されていく法則のことです。芭蕉は、時代に流されてならないのは、何であるかと、まるで今の世に警告を与えているようです。

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01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

これは不易流行といった問題ではなくむしろ経済問題であり、つまりナショナリズムという「部分最適」を求めるのか?それともグローバリズムという「全体最適」を求めるのか?ということであり、EUであれば域内国境通過を自由化し、通貨も統合し、移民も受け入れて経済発展を図るというメリットと、域内他国からの労働者で失業し、通貨防衛のために財政危機に陥った国家を支援し、テロリストが跋扈するというデメリットを天秤にかけて各国が判断すればいいわけであり、その結果、独仏では前者が上回り、英国では後者が上回ったということであるところで、そろそろこれも実はオリンピック開催に向けて世界の「受動喫煙防止」という潮流に合わせた「グローバリズム」を取るか、それとも分煙化できない中小飲食店や(票田でもある)喫煙者や国内タバコ製造関係者の権利を守る「ナショナリズム」を取るかの対立であるが、我らが北多摩第2選挙区で都民ファーストの会から立候補予定の34歳・東大法卒の岡本光樹弁護士は喫煙関係の訴訟を得意としているようであり、何でも「子どもの前で煙草を吸うのは児童虐待になりうる」との見解をお持ちのようであり、各種メディアにも出演し受動喫煙防止施策の必要性を訴えているようであり、「未成年者の同乗する乗用車内の禁煙」も画策しているようだが、果たして挑戦を受ける現職(特に自民党)や民進党はどう出るか?今のところ前回出た共産党からの候補者が今回も出るとの情報が出ていないが、だとすればその票はどこへ流れるのか?とりあえず今日から関東地方が梅雨入りしたことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年6月 7日 (水) 12時06分

大日建設(株)杉山
 受動喫煙で、国内で年間約1万5000人の死者との推計を厚生労働省の研究班がまとめたそうです。日本のタバコ規制は発展途上国並みと言われており、せめて、東京五輪まではレストラン、カフェなどの公共的施設の全面禁煙を実施して欲しいと願っている一人です。それに、豊洲の土壌無害化に期待するなら、同様に、公共的施設の全面禁煙も当然の流れです。豊洲の使いもしない地下水の汚れには敏感に反応しているのに、片や、毎日、今も吸っている公共の場所の空気汚染、特に、他人の喫煙による汚染に鈍感とあっては、バランスを欠く話です。
「都民ファーストの会」の政策顧問・岡本光樹弁護士は、「喫煙を『幸福追求権』の侵害ではないのか」との声に、「子どもを健康被害にあわせてまで煙草を吸うのが幸福ですか?おかしな議論だと思います。」と一蹴したそうで争点を見付けるのも巧いようです。当面は、築地市場の汚染から一刻も早く脱して、都民の不安を解消して欲しいものです。 国立は、このような「インテリ好き」の住民層と見られていますので、「都民ファーストの会」としては、国立向きの人材を充てた印象です。

投稿: 大日建設(株)杉山 | 2017年6月 7日 (水) 14時29分

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