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2017年6月 4日 (日)

日本は憲法改正の練習が必要では

 憲法改正の手続きは「それぞれの議院の3分の2」以上で改正案Image3を発議し、次は国民投票過半数の賛成の有無で決めるという二重チェックが必要です。この憲法は「世界でも最も変え難い」硬性憲法と言われますが、GHQは日本を隷従国とするために、簡単に改正されないよう縛った経緯がありました。しかも、日本はこの憲法を国民投票も実施せずに採用しています。国民に断りなしに、長年奉るからには現憲法信任の国民投票を実施すべきとの意見もありますので耳を傾けるべきです。最近、安倍首相は「憲法9条第1項と第2項をそのままにして、3項に自衛隊条項を追加する」との発言から、憲法改正論議が多少ながら見えはじめました。
 まず、作家の百田尚樹氏による、
 「もし北朝鮮の核ミサイルが日本に落ちて、私が死ぬとき、きっとこう思うだろう。これは私のせいだ。憲法を変えられなかった私のせいだ。狂ったメディアを止められなかった私のせいだ。お花畑の文化人や学者を止めることができなかった私のせいだ。だから、私はその罪で死ぬのだ、と・・・」
 とのパロディ色強いツィッターが注目されていました。
 前大阪市長の橋下徹氏は、6月4日の読売新聞で、  
 安倍首相の改正案に基本的に賛成するとした上で、「9条3項ではなく、9条とは別条項にする方が指一本触れないというメッセージにもなる。自衛隊の範囲には一切触れず、これまでの憲法解釈を追認すればいい。」と、9条の2として 「9条1・2項は自衛隊の存在を妨げない」などと、具体的に衛隊を規定することを提案しています。
 また安倍首相は先日、Image1
  「与党内を説得できないのに、『自民党の憲法改正草案がいい』と言っているのは護憲運動をやっているのと同じだ。」、「自民党で一番の保守強硬派の私が言うのだから、『それならば仕方がない』となる。何とか党内をまとめたい」と、悲願の憲法改正への決意表明しています。意気込みは理解できますが、党内からも唐突感があるなどと批判の声があり簡単ではないようです。よって、改正の手始めに、国政選挙と同時にでも憲法改正の練習が意味で、現憲法を「信任する・しない」などの簡単なアンケート方式で始めたらと思っています。
 それくらい、ハードルを高くしてしまった憲法改正論議のように感じています。

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01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

一口に憲法改正といっても、部分的に変えるのか?それともほぼ全面改正に近い形になるのか?によって「総論賛成、各論反対」ということになるのであり、自民党としては本丸はやはり9条改正であるものの、草案ではほぼ全面改正に近い形にしているので余計な議論に時間を費やすことになってしまい、特に当初原案の「前文」にあった「アジアの東、太平洋と日本海の波洗う美しい島々に」などといった下りは「『アジア』などという欧米が勝手に決めた世界の枠組みを事もあろうに日本の最高法規に入れるのか?」「太平洋と日本海があって、なぜオホーツク(ロシアの地名)海と東シナ(支那)海がないのか?」「波洗う島々になどと、憲法はポエムではない」「これは日本列島が波に洗われなければならないことを規定した法律か?だとしたら高潮や津波でも国に対策する責任はないということか?」などとツッコミ所満載であり、こんなことではいつまでたっても「本丸」までたどり着かないのではないかといったところで、そろそろ他にも自民党の憲法改正案には9条の「ついでに」ここも変えたいという「余計な」部分が議論を呼んでおり、その一つが「家族」に関するものであり、どこの世界に家族を敬うことを法強制する国があるのかといったものであり、ハッキリ言って明治憲法下の家父長制を彷彿とさせる時代錯誤のものであって、こんなことだから昨年の都知事選で増田候補を応援せずんば一族郎党諸どもといったものが出てきて世論の反発を招くことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年6月 4日 (日) 20時23分

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