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2017年6月 8日 (木)

受動喫煙による死者が年1万5千人

 昭和30~40年代、モータリゼーションの急速な進展に、交通の201767_image21_2安全対策が付いて行けず、年間の死者数が2万人超と高かった当時、交通戦争と呼ばれていました。その喫緊の課題として、道路整備、自動車の構造改善、法改正、信号や標識等の整備、国民の安全教育や取締り、免許制度、医療・保険制度、全国交通安全運動、「8の日は二輪車安全日」など、様々な対策が功を奏して、最近の死者数は5千人以下のようです。
 さて、厚生労働省は国内の受動喫煙による年間死者は約1万5000人との推計をがまとめたそうです。この凄い数字から、かつて、交通戦争と呼ばれた時代を彷彿させたのですが、なぜか全く緊迫感が伝わってきません。最近、遅ればせながら、マスコミ報道からも受動喫煙対策の声が聞かれるようになりました。記事によると、日本のタバコ規制は発展途上国並みのようですから、せめて、東京五輪までは公共的施設の全面禁煙を実現して欲しいものです。
 WHOは、『未成年をタバコの誘惑から保護するため、喫煙シーンが含まれる映画は成人指定に定めるべき』と提言したそうですが、「ローマの休日」をはじめ、チャップリンや007など多くの映画には喫煙は演出として採用されています。これがダメなら、飲酒・麻薬・殺人・喧嘩・泥棒などの犯罪行為の場面も同様のはずです。度を越して用心深くなることの例えを「羮に懲りて膾を吹く」と言いますが、受動喫煙被害の死者数から、仮に「タバコ戦争」と捉えても、何かピッタリ来ないのは、このような、無理なこじ付けが透けて見えるからでしょうか。それより、「少なく産んで大事に育てる」ご時世からも、妊娠女性の喫煙による健康被害、胎児や新生児に対する影響などは昔から大きいと見られていますので、もっともっと厳しい規制の声があってもいいはずです。因みに、小生は「非喫煙者です」とお断りしておきます。Image6
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コメント

喫煙シーンのある映画といえば、かつてジブリアニメ『風立ちぬ』に喫煙シーンが出てくることが問題視されたことがあり(ちなみに宮崎駿監督自身も喫煙者である)、アカデミー賞を受賞した『千と千尋』に至っては小学生・千尋の前で湯婆婆が喫煙するシーンも出てくるが、現在国会で審議中の受動喫煙防止対策については中小の飲食店などが禁煙にしてしまうと客足が遠退くから死活問題である上に分煙化する資力もなく、飲食店の規制強化を巡って塩崎厚労相らと党政調会とが対立して紛糾している一方、喫緊に迫った都議選では、豊洲移転問題で煮え切らない態度を取る小池都知事率いる都民ファーストの会が、こっちの土俵に持って来ればこっちのものとばかりにこの受動喫煙防止対策を争点化する動きであり、特に我らが国立などは豊洲市場からも遠く、影響があるとすれば毎朝築地まで仕入れに行かれているという繁寿司のご主人ぐらいしか思い当たらないが、少なくともそれに比べれば受動喫煙対策の方が関心が高く、そこにこの問題を得意とする岡本光樹弁護士を持ってきたとなれば明らかに「自民党キラー」としか考えられないところで、そろそろ何だかんだ言っても「究極の」受動喫煙防止策は、やはり『喫煙者そのものを減らす』ことであり、特に昨今の女性が「結婚したくない男性」ランキングで「喫煙者」は2位と、1位の「ギャンブル好き」と並び上位にランキングされていることから「少子化」対策としても取り組まなければならない課題であり、
https://woman.mynavi.jp/article/150906-16/
また御社としても、賃貸物件の退居時にタバコによる汚れ、匂いがあれば原状回復における経年劣化とはみなさず、壁紙の張り替え費用などを店子に請求することもあるかもしれないが、他にも肺ガンのリスクなどは言うに及ばず、要するに禁煙するに越したことはないわけであり、そのためには、かつて舘ひろし氏のCMで有名になったが「禁煙外来(禁煙治療)」をもっと充実させるべきであり(国立市内でも対応医療機関あり)、またタモリ氏の「15秒ルール」などもあり、あの「北の将軍様」ですら「禁煙パッチ」を使っている?とのことだが、
https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20170605-00071708/
むしろこの人は禁煙せずにいてくれた方が、かえって北の体制崩壊を早め、東アジア地域の安全保障上もいいのではないかと思われることにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年6月 8日 (木) 13時36分

大日建設(株)杉山
 「真っ赤な血」が流れ出ている場面は、自分にも周囲にも危険を知らせる意味があるとされ、赤には危険が迫っているという動物共通の認識になっているそうです。
 そして、その危険の回避策を緊急に講じなければ、その生物は命を落とすことになるはずで、もし国家を生き物に例えれば、「危険に慣れた国民」には重大な結果が待っているはずです。今の日本は、「日本ではテロは起きない」、「直接は撃ってこない」、「だから何もしなくでもいい」などと洗脳されては、益々平和ボケ国民になってしまいます。
 「北朝鮮のミサイル」にも、過激派組織「イスラム国」や日本のテロ組織にも、或いは災害にも、正しく恐れて生き抜こうとする本能を平素から養う必要が大切と思います。
何も恐怖を煽る訳ではありませんが、今回のテーマの喫煙対策も「北朝鮮のミサイル」やテロも同列に見てしまいます。喫煙者はタバコの危険に慣れっこになった典型の人々でしょう。

投稿: 大日建設(株)杉山 | 2017年6月 8日 (木) 20時04分

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