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2017年5月17日 (水)

日本が世界遺産登録に熱心なのは

 郷里の発展は誰でも願うことで、世界遺産に登録されるなど観光資源に恵まれた地域は税収面などで何かと有利と思います。00world_heritage_sites_in_japan_ja_まだ世界遺産登録されてなくても、元々が優れた景勝地、史跡、遺跡、文化、温泉、産業などの資源を活用した地域の活性化は、何処でも熱心な取組みが行われているようで、観光客の増加につながっていると思われます。
 さて、「神宿る島 宗像・沖ノ島と関連遺産群」が2017年の世界文化遺産登録を目指す国内候補に決まったそうですが、登録されれば日本で21番目の世界遺産となります。この「世界遺産条約」は、1972年(昭和47年)にユネスコ(国際連合教育科学文化機関)で、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」が始まりで、これに日本がようやく加盟したのは1992年(平成4年)で、先進国では最後の126番目の加盟でした。
 最近では、これほど熱心な「世界遺産条約」にナゼ20年も加盟しなかったのか
 その理由は、加盟国となれば世界遺産基金への分担金拠出、遺産の保護等の援助金の増額、且つ、日本のような経済大国では、世界遺産登録されても支援金は全く貰えない等の理由があったそうです。そして1993年には、日本第1号として「白神山地」「屋久島」の自然遺産と「姫路城」「法隆寺地域の仏教建造物群」の文化遺産が登録され、今では、20か所が登録されるもユネスコからの補助金は皆無です。よって、日本が登録を求めるのは、専ら観光資源、観光誘致が主目的とされ、それでも登録で遺産が破壊から守られるなら目的を達したとみるべきでしょう。なお、日本の遺産登録や登録を目指す所は、数万年前の石器時代や1万年以上前の縄文時代からの、悠久の歴史と文化、伝統が育んだ世界でも無二の国であることを誇りにしたいと思います。
「玉川上水」世界遺産登録に期待: 大日建設の社長日記 2015年6月23日
世界遺産登録を目指している日本の世界遺産候補地
•北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群 – (北海道、青森、岩手、秋田)
•金を中心とする佐渡鉱山の遺産群 – (新潟)
•国立西洋美術館本館 – (ル・コルビュジエの建築と都市計画の一部として) – (東京)
•武家の古都・鎌倉 – (神奈川)
•彦根城 – (滋賀)
•百舌鳥・古市古墳群 – (大阪)
•飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群 – (奈良)
•宗像・沖ノ島と関連遺産群 – (福岡)
•長崎の教会群とキリスト教関連遺産 – (長崎)
•北海道東部の窪みで残る大規模竪穴住居跡群 (北海道)
•最上川の文化的景観-舟運と水が育んだ農と祈り,豊饒な大地- (山形県)
•松島-貝塚群に見る縄文の原風景 (宮城県)
•水戸藩の学問・教育遺産群 (茨城県)
•足尾銅山-日本の近代化・産業化と公害対策の起点- (栃木県)
•足利学校と足利氏の遺産 (栃木県)
•埼玉古墳群-古代東アジア古墳文化の終着点- (埼玉県)
•近世高岡の文化遺産群 (富山県)
•立山・黒部~防災大国日本のモデル-信仰・砂防・発電-~ (富山県)
•城下町金沢の文化遺産群と文化的景観 (石川県)
•霊峰白山と山麓の文化的景観-自然・生業・信仰- (石川県・福井県・岐阜県)
•若狭の社寺建造物群と文化的景観-神仏習合を基調とした中世景観 (福井県)
•日本製糸業近代化遺産~日本の近代化をリードし、世界に羽ばたいた糸都岡谷の製糸資産~ (長野県)
•善光寺と門前町 (長野県)
•松本城 (長野県)
•妻籠宿・馬籠宿と中山道-『夜明け前』の世界- (長野県・岐阜県)
•飛騨高山の町並みと祭礼の場-伝統的な町並みと屋台祭礼の文化的景観- (岐阜県)
•天橋立-日本の文化景観の原点 (京都府)
•近世岡山の文化・土木遺産群-岡山藩郡代津田永忠の事績- (岡山県)
•三徳山-信仰の山と文化的景観- (鳥取県)
•萩-日本の近世社会を切り拓いた城下町の顕著な都市遺産 (山口県)
•錦帯橋と岩国の町割 (山口県)
•山口に花開いた大内文化の遺産-京都文化と大陸文化の受容と融合による国際性豊かな独自の文化- (山口県)
•四国八十八箇所霊場と遍路道 (香川県・愛媛県・徳島県・高知県)
•宇佐・国東-「神仏習合」の原風景 (大分県)
•阿蘇-火山との共生とその文化的景観 (熊本県)
•竹富島・波照間島の文化的景観~黒潮に育まれた亜熱帯海域の小島~ (沖縄県)

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01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

そもそも日本が世界遺産登録に熱心なのは、どう否定しようと「世界遺産=観光地」という発想があるからであり、これによりインバウンドの旅行客を増やし経済発展に繋げようという算段であり、これが自治体レベルになると「オラが村にも世界遺産」などと財政難の中で何とか観光振興に繋げようという「村おこし」「町おこし」目的が見え見えであり、特に日本政府としては強く推したい京都、奈良などの神社仏閣といったメジャーな観光地よりも、白川郷、屋久島といった地味な場所の方が先に登録されたことにより、「我が村にもチャンスあり」「世界遺産を『誘致』しよう」などといった誤った認識が広まることとなり、その結果、全く関連が薄いのに強引にこじつけた「関連遺産」が雨後の筍のごとく出され、本来本当に関連するものが除外勧告を受ける(今回の沖ノ島の関連遺産がそう)事態となっており、また白川郷などは交通アクセスや宿泊施設が脆弱なところへ(それが故に観光客に荒らされずに保存状態が良く、遺産登録されたのだろうが)どっと観光客が押し寄せたものだから、とばっちりを受けたのが名古屋の宿泊施設で軒並み満室、ビジネス客が泊まりにくい状況となっており、また沖ノ島にしても軍艦島同様、遺産登録されると無断上陸する輩が出てくると懸念されているところで、そろそろ秋篠宮家御長女眞子さまの御婚約が昨晩より報道されており、お相手は国際基督教大時代の同級生とのことで、現在我らが国立の一橋大学院に在学中とのことだが、最近は皇族の方々も学習院以外の学校へ通われるようになったなぁといったことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年5月17日 (水) 13時05分

大日建設(株)杉山
 東宮時代の天皇皇后両陛下の仲をとりもったとされます小泉信三は、キリスト教日本聖公会のクリスチャンで、今上天皇(現在の天皇陛下)の皇太子時代の師父でもあります。
 それに戦後、GHQやマッカーサーの助言で、皇太子と弟の義宮(常陸宮)の英語教師として、絶対的平和主義を貫く「クエーカー教徒」のヴァイニング夫人を付けたことで、今上陛下もキリスト教の強い影響を受けたとされ、それがあって、カトリック系の聖心女学院出身の現皇后を選ばれたのではとも言われていました。
 他にも、皇室職員や皇族の大半がクリスチャンであることは「公然の秘密」されます。また、昨年亡くなられた三笠宮崇仁親王の古代オリエント文明の研究の本拠地であり、三笠宮さまご自身が設立と運営をされた「中近東文化センター」は国際基督教大学(ICU)の敷地の一角にあるそうです。それに、伊勢神宮の石灯篭に刻まれた「ダビデの星」の意味、伊勢・内宮のご神体、八咫鏡の裏にはヘブライ文字が書かれているという噂からも、私ら一般市民ごときが知りえない何かがあるのでしょう。
 なお、秋篠宮眞子さまと婚約をされる、ICU=国際基督教大学卒の小室圭さんの住まいは、横浜市港北区で東急東横線の大倉山駅から徒歩圏内のマンションに祖父・母の三人暮らしで、父親は既に亡くなられたとの情報です。また、国立市の一橋大学大学院・国際企業戦略研究科(経営法務)に在籍中との情報ですが、南武線を利用して通学しているのでしょうか。

投稿: 大日建設(株)杉山 | 2017年5月17日 (水) 18時21分

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