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2017年3月27日 (月)

稀勢の里は北条時宗の再来か

 「元寇」とは鎌倉時代に、ユーラシア大陸をほぼ支配したモンゴル2017327_image帝国及び属国の高麗王国等の異民族から、初めて日本が侵略を受けた「文永の役(1274年)、弘安の役(1281年)」のことで、日本各地には怖ろしいものの例えとして、今も「もくりこくり(蒙古・高句麗)」が来ると広く伝承されています。この未曾有の国難に立ち上がったのは、鎌倉幕府第八代、18歳の若き執権・北条時宗でした。
 さて、近年の相撲界はモンゴル出身力士全盛で、まるで千年前のモンゴル帝国の勢いを見る思いです。欧州勢の、琴欧洲、把瑠都、臥牙丸、大砂嵐、隆の山らと挟み撃ちも期待されながらも、モンゴル勢に一蹴されています。この日本大相撲界の国難に立ち塞がったのは、稀勢の里(田子ノ浦.S61.7.3生、牛久市出身、身長187.0cm. 体重175.0kg) です。今場所は初日から快進撃を見せていましたが、13日目の日馬富士戦で左腕を負傷しながらも出場を続け、二連敗はしたものの千秋楽では、モンゴル出身力士の照ノ富士を相手に二連勝して先場所に続いて優勝をもぎ取っています。
 しかし、この連勝も、元寇に例えるなら初戦の「文永の役」に過ぎません。
 後から次々と、モンゴル勢だけでなく中国や韓国出身力士まで連携して、日本人力士に襲いかかっています。これを、稀勢の里関は同部屋の高安関、更に、貴乃花Image部屋の貴景勝(20)ら若手力士と連携して、第二、第三の襲来に備えることが出来るのか・・・・・・「風雲児・時宗(1251年5月15日~1284年4月4日) 」は、正に「元寇」に対峙するために誕生したと評価され、享年34歳(満32歳)で没しています。
 それにしても、相撲界のグローバル化は凄いものがあり、よく語られるグローバル化の良し悪しの判別や勉強をするなら、大相撲を見れば理解出来ます。もし「元寇」で日本が敗れモンゴル帝国に支配されていたなら、天皇陛下以下の皇室や貴族社会は撤廃、仏教や神道の施設は尽く破壊され、鎌倉の武士集団はモンゴル軍に編入され更なる敵国と戦わせられるなどから、日本の歴史が180度変化していたことが想像されます。そして、国境や人種の垣根を排除するとされるグローバル化の進行は、国体と文化、伝統、価値観などの継承の難しさも同時に発生することも覚悟すべきことでしょう・・・・

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01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

今場所の稀勢の里の優勝は横綱昇進直後の優勝例が少ないだけに快挙という他ないが、しかしモンゴル勢の台頭による相撲のグローバル化を憂いながら、一方でイチロー選手の米国大リーグでの活躍を喜ぶのは矛盾した行為であり、問題は現行の日本の大相撲を国際化することではなく、野球のWBCのように「国際試合のできるような相撲」を目指すべきであり、それが相撲を通じて日本の良き伝統文化を世界に広めることにもなるといったところで、そろそろインターネットを通じて格安の海外旅行商品を販売していた旅行会社「てるみくらぶ」が先週「発券トラブル」により「臨時休業」となったと思ったら、案の定今日破産を発表し、先程の記者会見で社長が泣きながら謝罪していたとはいうものの、件のトラブル直前まで「現金決済のみ」といったキャンペーンを行なっていたことからすれば悪質な計画倒産を疑われても仕方のないものであり、昨年の軽井沢スキーバスの時もそうだったが、安い商品には必ずリスクが伴うのだからそれを摑まされた方が悪いといってしまうのは簡単ではあるけれど、さりとて学生や非正規社員等の低所得者層はこうした商品でないと購入できず、彼らにもこうした形で消費してもらわないと個人消費が上向かず日本経済全体から見てもマイナスなのだから、要は「情弱」にならずにそういったものを摑まされないよう情報収集するなどして判断できる力が消費者に求められていることにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年3月27日 (月) 12時45分

大日建設(株)杉山
 モンゴル相撲(ブフ)の起源は紀元前3世紀頃に遡るそうです。
 日本では出雲の国譲り神話で、「タケミナカタ」と「タケミカヅチ」の対決が最も古い相撲の記録のようでが年代はハッキリしません。また、相撲は古代イスラエルでも神事とされ、スモウ、ハッケヨイ、ノコッタ・ノコッタなどが古代ヘブライ語で解釈出来るとも言われています。日本と古代イスラエルとはシルクロードで結ばれており、その中間に位置するモンゴルにも似たような伝統が残っていても何ら不思議ではないでしょう。そして、相撲に限らず、日本に伝わると殆どの芸能・食・武芸・祭礼・工芸品・建築などの文化が発展し花開いているように見受けます。
 これは、日本人の好奇心の強さと元来の器用さ、良し悪しを選別する眼力や拘りもあるでしょうが、何より歴史の長さが全てを吸収してしまう懐の深さなのでしょう。よって、相撲や柔道、空手など日本古来とされる武芸・武道も、一時的に外国勢に席巻されても、圧倒的歴史の長さで、今後も衰退せずに発展すると思っているのが本音です。

投稿: 大日建設(株)杉山 | 2017年3月27日 (月) 20時36分

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