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2017年3月26日 (日)

何事も端っこも最後尾も大切です

 先日、集合写真を撮影した際、一番端に位置した人から「ヤッパリ端っこPhotoは嫌だな」と言われてしまいました。これに対して、「何事も端っこや殿(しんがり)は大切なんだ」などと、城郭の石積みや撤退するときは、殿(しんがり)の役割の大切さを語って、無理矢理に納得してもらいました。
  まず、「殿」は後退する部隊の最後尾で、追いかける敵を食い止める重要な任務があり、全滅することも多々あったとされます。よって、古来より武芸に優れた武将が率いる最強の部隊が務めたとされ、例としては、朝倉攻めのおり織田信長が敵陣の中に孤立した際に、木下藤吉郎(後の秀吉)が殿を引き受けて信長を無事に逃がしたことから、、藤吉郎への評価が一変したとされます。 00001506ab41
 また、城郭に限りませんが、石垣の角の石は殆どが直方体状に加工した大きな石を積む方法が一般的です。この角の石が立派に揃っていないと、間違いなくその城の全体の評価に影響してしまいます。静岡県富士宮市の出身ですので、大動脈・東海道の要所要所には立派な城郭も配置され、比較的近くには駿府城も構えていましたので、当時から感心して眺めたものです。東京でも江戸城(皇居)に行けば分かりますが、端の石は、正にそこの顔、大幹部であることが理解できます。勿論、内側や中央部の石も無駄なものは一切無いことも理解することが大切と思います。
 つまり、どんな小さな石でも重要な役割を担っているので誤解のないように・・・・

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01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

そもそもその「しんがり」に何故殿様の「殿」の字が当てられているのかと言えば、お尻のことを「殿部」というように本来「殿」の字は「一番後ろ」「最後尾」という意味であり、それが建物や広間で一番後ろ・奥に座る主人をいつしか「殿」と呼ぶようになったのであり(確かに合戦の布陣でも大将たる殿様の御座所は一番後ろで、決して矢面に立たされることはない)、一方これに対して建物や広間の側壁側を「妻」と呼び、殿の傍らのその「妻」に殿の配偶者が座ることになったからいつしか配偶者のことを「妻」と呼ぶようになったのであって、決して建築用語と無縁の話ではないところで、そろそろ古来日本の住居では外敵から女性や子供を守り、一族の子孫を絶やさないようにするために、女性や子供の居住空間を外敵に容易に攻め込まれないよう屋敷の「奥」や、南側の日当たりの良い(=開放的で外敵に攻め込まれやすい)主人の御座所に対して「北側」に作る傾向があり、それが既婚女性を呼ぶ「奥様」や「北の御方様」という言葉になり、後者はやがて「北の」が取れて「御方様」になり、これが今日の「おかあさん」の語源になっているという説もあることにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年3月26日 (日) 14時45分

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