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2017年2月15日 (水)

「豆ガラを燃やして豆を煮る」北鮮

 幼少時は仲のいい兄弟も、各々が家庭を持つと疎遠になりがちなものPhoto_2で、「兄弟は他人の始まり」とも言われ、いつか後継争いをすることもあります。北朝鮮の金正恩第1書記の異母兄・金正男(ジョンナム)暗殺事件からは、三国志の名場面の曹植「七歩詩」を思い出しています。(右は横山光輝の三国志から)
 この話しは、魏王・曹操の死後に王に即位した曹丕が、異母弟の曹植が謀反を持つと疑い、「七歩歩く間に兄弟の歌をつくれ。詩に兄弟の二文字を入れない。作れなかったら殺す」と条件を出します。「七歩詩」と呼ぶ即興詩は、三国志の名場面として知られています。
煮豆持作羹~豆を煮て以て羹と作し 0000kjb7
漉支以爲汁~支を漉して以て汁と爲す
稘在釜下燃~豆ガラは釜の下に在りて燃え
豆在釜中泣~豆は釜の中に在りて泣く
本是同根生~本と是れ根を同じくして生じたるに
相煎何太急~相煎ること何ぞ太(はなは)だ急なる
  兄弟(血族)同士が互いに傷つけ合うことを、「豆ガラを燃やして豆を煮る」と虚しさを表現した詩に心を動かした曹丕は、弟・曹植の才能を称えて、命を助け、降格処分に留めたという。しかし北朝鮮は今、末期症状で自暴自棄の現状で、「血で血を洗う」壮絶な粛清の嵐の中にあり、このような美談が生まれる土壌は全く無いようです。
 この即興詩は、歌舞伎十八番の『勧進帳』で、源義経が異母兄・頼朝の追っ手から奥州に逃れる際に関守の富樫左衛門にとがめられ、弁慶は出羽三山に勧進することなど何も書いていない巻物を広げて、勧進帳の内容を即興で読む場面とも重なります。
 日本では、落ちゆく者にかける惻隠の情が感動させるのですが・・・・

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コメント

確かに義経と頼朝も金兄弟と同じく異母兄弟であり、兄弟故の悲劇が待っていることは歴史の教えるところである一方で、頼朝にまつわる「曽我兄弟」の話などは杉山社長の故郷富士にも伝わるところと思われるが、かように男兄弟というものは同じ屋根の下で育っても性格が異なるものであり、「ショートケーキのイチゴを長男は最後までとっておき(楽しみは最後にする)、次男は真っ先に食べる(でないと兄に取られてしまう)」といった差異は恐らく本能的なものと思われるものの、うまく育てば兄はリーダー、弟はフォロワーとしての自覚がわき、大成すれば「名選手は弟に多く、名監督は兄に多し」となるが、兄弟末長く仲良くするコツは実は幼少期に「兄弟ゲンカ」をよくさせることであり、これによりお互いに「手加減」というものをよく身に付けることになり、大人になってから「争続」などの「兄弟骨肉の争い」にならずに済むところで、そろそろ上野千鶴子なる社会学者が日本は人口減で経済成長は見込めないとして「平等に貧しくなろう」などとほざいているが、ハッキリ言って日本を北朝鮮のようにしようという共産主義的発想そのものでしかなく、どうしてこういう左寄りの人は「金持ちからぶんどって貧しい者に施しを」という発想から抜け出せないのか不思議であり、何度も言う通り「金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにはなりません」とのマーガレット・サッチャーの名言の通りであり、下手に貧乏人に生活保護増額などで施しをしてしまうとそれで味をしめてしまい、いつまでたっても生活保護頼りから脱却できなくなり、結果、いつまでたっても貧乏生活から抜け出せなくなるのが常であることにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年2月15日 (水) 12時55分

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