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2017年1月 5日 (木)

番犬を増やし餌代も上げるべきか

 日米安保条約を決断した吉田茂総理は、反対する松野鶴平に「このご時世、番犬くらい飼ってもいいだろうImage0186」と切り出し、「それがどうした」と返されると、「犬とエサ代は向こう持ちなんだよ」と語ったそうです。
 昭和26年(1951)当時の日本は全てに疲弊しており、日本の防衛を米国に委ねて、まず経済成長に力を入れたい思惑があったとされます。勿論、米軍を追い出し完全独立を目指したい政治家も国民も多かったのですが、朝鮮戦争、ベトナム戦争と続く中では理想論は少数派で、それに世界を二分した米国を盟主とする資本主義・自由主義陣営とソ連を盟主とする共産主義・社会主義陣営の対立(冷戦)の中では、条約維持派が常に有力でした。
 それが、1991年(平成3年)ソ連崩壊により、冷戦は終結したとして「日米安保の見直し論」も浮上した時期もあったのですが、最近では、北朝鮮のミサイル開発、中国の軍事力増強や南シナ海問題、尖閣問題などから、脅威が更に増大し、「日米安保」の果たす役割はより大きくなったと見られています。
 1月20日、「米国第一」「安保見直し」を掲げるトランプ氏が新大統領に就任しますが、日本に何を求めてくるのか不透明として戦々恐々とした評論が目立っています。かつて、吉田茂が「番犬くらい飼うべき」とした番犬のエサ代も随分と高額になっていますが、トランプ氏の登場で餌代を増額すべきか?、それとも、この機会に番犬を追い出して完全独立を目指すのか、反対派も賛成派も迷っているようです。
 吉田茂なら「番犬をもう一頭増やせ」と露を暗示して指示するのだろうか。

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01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

北朝鮮のICBM開発が最終段階との金正恩発言に対しトランプ氏が「そうはさせない」と発言していることから、一応、東アジア情勢への関心はあるようであるが、仮に Old Navy に続き U.S.Navy も日本から撤退ということになれば、当然ながらその分を自衛隊で補わなければならず、今の護衛艦やヘリだけしか搭載できない何ちゃって空母から、米海軍並みの空母も必要になり、防衛費も増やさなければならないことになり、果たしてその財源をどうするか、いよいよ年寄りの社会保障費にメスを入れることになるのかといったところで、そろそろアニメ映画の『君の名は。』の興行収入が邦画では千と千尋に次ぐ規模となり、映画の舞台のモデルとなった土地を訪れる「聖地巡礼」が昨年の流行語大賞にもノミネートされたが、あの映画のポスターにある「六本木ヒルズを望む階段」は六本木よりも北にある四谷に実在する須賀神社のものであるものの、実際の階段は北に向かって下りてゆくものなのでそこから六本木ヒルズを望むことはできず、それが証拠に階下にあるマンションなどの建物にベランダが描かれていることからそれらは皆南向きと思われ、もしそこから六本木ヒルズを望むとなると件の階段は六本木ヒルズよりも南になければならず、そういった視点も建設会社には必要ではないかといったことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年1月 5日 (木) 13時01分

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