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2017年1月21日 (土)

トランプ劇場第一幕はTPP離脱

 米国のTPP(環太平洋経済連携協定)離脱決定は、一時は受け入れの覚悟を決めていた日本の農家も喜ぶべきなのか戸惑っていることでしょう。Image4_2
 さて、第45代アメリカ大統領の就任式が、1月20日正午(日本時間1月21日午前2時)に行われ、トランプ新大統領は、「この日から、America First(米国第一)になる」、「雇用、富、夢を取り戻す、空港や鉄道などを建設していく」、「二つのシンプルなルールに従う。米国製品を買い、米国民を雇うことだ」、「貿易、税制、外交のすべての意思決定は、米国の労働者の恩恵になるようにする」、「話し合うだけの時代は終わった、これからは行動の時だ」、「イスラム過激派を地上から全滅させる」、「アメリカを再び誇れる国、安全な国にする」などと演説で訴えていました。
  そして、すかさずTPP離脱とNAFTA(北米自由貿易協定)の再交渉を行うことImage6をあげています。TPPは、去年、12か国が署名し各々の国内の承認手続きが進められていましたが、発効には米国の承認が欠かせない仕組みだそうで、今回、米国が離脱したことでTPP協定は事実上崩壊し、米国はTPPに代わって2国間交渉を進めたい考えのようです。日本の農家もTPPは、「安い農産物が輸入され、農家は崩壊する」との悲観論や、「農地の集約や大規模化を進め、競争力を強化すれば、農産物を海外に輸出していくチャンス」とする積極意見も出るなど、覚悟を決めていたのに戸惑っているはずです。
 そして今こそ、日本の存在感が問われるはずで、残った国だけでTPPを残すのか、それとも中国からの邪魔や切り崩しで徒労に終わるのか・・・・・何れにしても、オバマケア撤廃などトランプ大統領の前例に捉われない有言実行ぶりを次々と見せつけられ、当面は振り回されることでしょう。因みに、大統領令は議会の承認や法律の制定なく政策を実行できるもので権力の象徴といわれています。

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コメント

デモ隊が暴徒化してガラスを割ったり、祝賀コンサート会場がガラガラだったりと、これほど歓迎されない大統領も珍しいが、多様性を認めようなどという綺麗事は、今目の前でメキシコからの不法移民に職を奪われている白人層には無力だったようで、イスラム教など他宗教に配慮して「ハッピーホリデーズ」に変わったクリスマスの挨拶も再び「メリークリスマス」に戻るのではないかといったところで、そろそろ実は日本でTPPを最初に推し進めたのは取りも直さず民主党(現民進党)政権時代であり、当時野党であった自民党はこれに反対していたのだが、自民党政権に変わってから何故か自民党も推進する立場になってしまったが、兎にも角にもTPPで海外から安い農産物が入ってくるということは同時に農薬漬けや遺伝子組み替えのものも入ってくるということであり、しかもそれらの食品産地表示が「輸入または国産」などと、実質産地表示をしていないのに等しいではないかといったことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2017年1月21日 (土) 20時50分

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