« パチンコには無言の野党が不思議 | トップページ | 領土は戦争以外で奪還不可能? »

2016年12月 4日 (日)

12月4日NHKで「戦艦武蔵の最期」

 我が父・杉山益三は、昭和19年10月24日、フィリピンのレイテ沖Image4海戦で米軍の猛攻を受けて撃沈した戦艦武蔵の生き残りです。
 艦上の三連装機銃を担当したそうです。
 戦艦武蔵は戦艦大和の姉妹艦で、昭和17年8月5日竣工後は大和から連合艦隊旗艦の座を引き継いでいます。この連合艦隊司令長官が座乗する旗艦の乗組員に選ばれることは大変な名誉だったと聞いています。戦艦武蔵の当時の乗員は約2,400名で、この戦闘で約1.000名が戦死したのですが、生存者は「不沈艦」武蔵の沈没が国民に知れることを恐れ、日本に戻されることはありませんでした。父の場合、そのままフィリピン守備隊に編入され、海軍陸戦隊としてマニ000000bce4ラ市街戦に参加しますが殆どが戦死。戦後、日本に生還した武蔵の生き残りは56名だったとされます。父は戦艦武蔵のことに、多くを語ることはありませんでしたが、ただ戦死した仲間に申し訳ないと、8年前に85歳の老齢で亡くなるまで、南方に手を合わせることを忘れませんでした。
 この戦艦武蔵の最期の様子を、12月4日(日)午後9時00分~9時49分、NHKスペシャル「戦艦武蔵の最期 ~映像解析 知られざる“真実”」が放送されます。この記録は、NHKが最新のコンピュータグラフィックスを駆使して、深海に眠る「戦艦武蔵」の謎に迫っていくドキュメンタリー番組です。番組の情報によると、「戦艦武蔵」の100時間にも及ぶ未公開映像を1000万枚の画像に分解し、それを元に空間情報を抽出し、コンピュータ上で立体化。その結果、明らかになった事実などを映像で綴るそうです。
 父に見せたなら、どんな感想を語ったのかと思っています。Image1
 なお「レイテ沖海戦 」は日本軍は「捷(しょう)一号作戦」と呼び、昭和19年10月23日~25日にフィリピン周辺海域で日本海軍と米・豪州海軍からなる連合国軍との大規模海戦のことで、この戦いで日本海軍の艦隊戦力が事実上壊滅し、以後、組織的作戦が不能となったとされます。また、この海戦ではじめて神風特別攻撃隊による攻撃を行Douglas_macarthur_lands_leyte1ったそうで、このころは将も兵も、負け戦を自覚していたのでしょう。また、「フィリピン・ルソン島」の日本軍攻撃で、昭和17年3月12日、マッカーサーは家族や幕僚たちとコレヒドール要塞から魚雷艇で密かにオーストラリアへ脱出し、再度、フィリピン奪還を目指していた南西太平洋方面連合軍司令官ダグラス・マッカーサー大将も、10月20日にレイテ島のタクロバン海岸に、上陸部隊とともに膝まで水に浸かりながら上陸したことが知られています。
元戦艦・武蔵の乗員、沼津市本の杉山三次さん(96)の談話
  http://www2.nhk.or.jp/shogenarchives/shogen/movie.cgi?das_id=D0001100449_00000Image3
■[証言記録 兵士たちの戦争]
フィリピン・シブヤン海 “戦艦武蔵の最期”(再公開版)
  http://www2.nhk.or.jp/shogenarchives/bangumi/movie.cgi?das_id=D0001210060_00000Image2
■【Best Japan Movie 】 【映画 2015 HD】ドキュメント=戦艦武蔵の最期2 1    https://youtu.be/zTcDLfQIz9U

|

« パチンコには無言の野党が不思議 | トップページ | 領土は戦争以外で奪還不可能? »

01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

07、我が社の関連情報」カテゴリの記事

コメント

日本は黒船来航から百年を経たずして世界最大の戦艦を造るまでに至ったが、もう大和や武蔵ができる頃には「大艦巨砲」時代は去り、「航空機による制空権の確保」が戦争の勝敗を決する時代になっており、皮肉にもそれを立証したのが日本による12/8(日本時間)の「真珠湾攻撃」とそれに続く「マレー沖海戦」であったが、その後は連合国側に制空権を奪われ、ガダルカナルも硫黄島も制空権を巡る死闘であり、兵站の軽視(インパール作戦が典型例)と共に、国家の戦略の誤りはたとえ大和・武蔵の巨艦を投じたとしてももはや戦術では挽回できず、国家の代表たる者は(会社の長たる者も)このことをゆめゆめ忘れてはならず、クリントン勝利で戦略を立てていたもののトランプに勝利され、慌てて本間のゴルフクラブを持っていったところで戦術では挽回できず、TPPからは潔く撤退した方がいいのではないかといったところで、そろそろ今大戦においては「情報」もまた勝敗を決した一因であり、それについてはここで論ずるよりも堀栄三著「大本営参謀の情報戦記 - 情報なき国家の悲劇」という名著があり、台湾沖航空戦の戦果誤認や、謎の呼び出し符号を持つB29の編隊を特定しながらそれを原爆攻撃部隊と見抜けず、米国の暗号文を解読して「nuclear」の文字が現れたのが「8月11日」だったなどの話が出ており、今日においても如何に情報を収集するかが国家を(会社も)ミスリードしない戦略を立てる上で不可欠であるが、しかし人の生死に関わる医療情報で誤報や他サイトのパクリ情報を垂れ流していたキュレーションサイトを運営していたのが事もあろうに某プロ野球団を所有する企業である上に、その社長自身も「認識が甘かった」などと役員報酬減給で済ませようとしているとは、これはもう組織ぐるみの確信犯的行為としか言いようがなく、こうしたことは決して許してはならないことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2016年12月 4日 (日) 17時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2101431/68693564

この記事へのトラックバック一覧です: 12月4日NHKで「戦艦武蔵の最期」:

« パチンコには無言の野党が不思議 | トップページ | 領土は戦争以外で奪還不可能? »