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2016年11月13日 (日)

「メジカの故郷」漁獲のサケ

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 サケの「メジカ」と言っても、ご存じない方が多いと思いますので前置き致します。
 と言う私も、今日まで知らなかった一人ですので、頂いた方から聞いた話や、ネットなどで俄か知識であるとお断り致します。サケには、カラフトマス、白鮭、紅鮭、サクラマス、銀鮭、キングサーモンなどいろいろ聞きますが、日本で獲れる鮭の殆どはシロザケ(白鮭)だそうです。このImg_6850シロザケも、捕れる場所や季節で色々と呼ばれており、
 秋に北海道・東北の川に戻ってくる「秋鮭
 春に北海道・東北沿岸で捕れる「時鮭」、
 数千尾に一本と言われる貴重な「目近
 一万尾に一本と言われる幻の鮭「鮭児(ケイジ)」の4種類ですが、「鮭児」の稚魚の生まれは、日本の河川ではなく、間宮海峡近くのアムール川系のものとされます。これらは全て「シロザケ」なのに、漁獲される季節などで呼び方が違い、姿や味にも違いが出るというから奥深いものです。今回は、「メジカ(目近)」と呼ばれる鮭の話しですが、東北の日本海側の川に産卵のために里帰りの途中に、北海道の沿岸で地元の秋サケと一緒に漁獲されるサケで、つまり、産卵前の未成熟サケのことです。
 山形県遊佐町の滝渕川が「メジカの故郷」と呼ばれるのには説明がいります。
 毎年、枡川鮭漁業生産組合(尾形修一郎組合長)の採卵場から、滝渕川に放流された鮭の稚魚は、日本海を経て遠くロシア沖や北米アラスカ沖のベーリング海まで北上して回遊すること4年、成長した鮭は北海道のオホーツク海沖を泳ぎ宗谷岬沖を越え生まれ故郷を目指します。この時、鮭は北海道のオホーツク海沿岸で、一部の鮭が仕掛けられた定置網に秋サケと一緒に漁獲されることが000worldmapあるそうで、昔から目が接近しているので「メジカ(目近)」と呼ばれているそうで、味も抜群だと昔から評判のサケだそうです。
  オホーツク海で獲れる「めじか」が、山形県遊佐町の滝渕川の鮭だと分かったのは近年のことです。オホーツク海で獲れた「めじか」50尾ほどにタグを付けて再び海に放して遡上先を調べたところ、その殆どが滝渕川を遡上したそうです。それを知ったオホーツクの漁師が遊佐町吹浦の枡川鮭漁業生産組合を訪れ、「めじか」の稚魚放流に感謝されたと言います。
 なお、ここ滝渕川はあくまで「メジカの故郷」であって、ここで獲れる鮭は「メジカ」ではありません。この地域では鮭のことを方言で「ヨウ」と呼ぶそうで、今日は、捕れたばかりの「ヨウ」一本を1時間以上かけてさばきましたが、鮮度も抜群で脇腹は刺身で、骨や白子などは豆腐とネギを入れ醤油味で煮込んで「サケ汁」にしました。
 捨てるところはありません。ごちそうさまでした。

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 放流された鮭の稚魚が成長して戻る回帰率は0.05∼0.06%.と低いそうで、4年かけて大きく成長し、折角、生まれ故郷に戻ったのに直ぐ人間に食べられてしまうというはかなさ。「鮭供養碑」には、その鮭の供養と自然の恵みに感謝の気持ちが込められています。鮭供養は、毎年、作業の終了する1月半ばすぎに落伏の永泉寺(ようせんじ)の僧侶を呼んで行われるという。https://www.google.co.jp/maps/@39.0647706,139.8972816,3a,60y,298.09h,83.63t/data=!3m6!1e1!3m4!1sN82DbXTwwJg_c_Y5_1FWDQ!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja

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01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

今日は「埼玉県民の日」であり、かつ世間は何でも「スーパームーン」とかで騒がれている昨今、これから寒くなってくると「鮭とば」を肴に熱燗をキュッと行きたいものだが、その鮭を事もあろうに世界自然遺産・知床に捨てる不届き者が横行しており、
http://withnews.jp/article/f0160920006qq000000000000000W00o10101qq000014050A
しかも「塩鮭」という、人間が手を加えたものであり、観光客がヒグマ見たさに餌としてまいたものではなく、保存期限の切れた塩鮭を投棄した疑いが出ており、熊が一度人間の作ったものの味を覚えてしまうと「人間のところに行けば美味いものが手に入る」と人里に下りてくることになり大変危険な行為であるところで、そろそろその熊がとうとう東京青梅市に出没したようであり、
http://www.asahi.com/articles/ASJCB3K77JCBUTIL00F.html
これから冬眠に入る前に食料を確保すべく人里に下りてきたものと思われるが、これから紅葉狩りのシーズンに入るので十分注意頂きたいことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2016年11月14日 (月) 12時45分

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