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2016年11月10日 (木)

大統領選の支持率は的外れだった

  メディアが行う「支持率調査」は、何故「隠れトランプ」の票を反映出Image4来なかったのかと考察してみたいと思います。結論は、メディアが一斉に同じ方向を向いていたら、冷静なサイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)は、「これはおかしい」「裏に何かある」と不信に思うと同時に、表面的に回りに合わせる見せかけの行動を示すものです。ある有権者は「全のため、周りの目を気にして言わないのよ」とコメントしていました。つまり、本音を言えない雰囲気を世論調査するメディア自身がつくっていたのです。
  思い出すのは、2009年の民主党政権誕生当時、大手マスコミは民主党政権が誕生すれば「高速料金無料化」、「子供手当て完全支給」、「沖縄基地移転は最低でも県外」などと、出来もしない公約を持ち上げて応援していたことです。この当時、とても自民など保守系支持ですとは言い難い雰囲気が巷に醸成され、支持を質問されても「いいですね、楽しみですね」と相槌を打つことが、礼儀とさえ思えたものでした。Image5_2
 さて、8日に投開票の米大統領選挙は、共和党のドナルド・トランプ候補が「支持率調査」などの予想を覆して勝利し、来年1月20日に大統領に就任することになります。約一年前から選挙戦が開始され、各方面で幾度も「支持率調査」が行われていましたが、どれ一つとしてドナルド・トランプ候補の大統領誕生を予測できませんでした。当選が確定した現在、どっと堰を切ったように、トランプ支持者たちが喜びの声を発していることが可笑しいほどです。支持率調査で、このような人達の声を拾うことが出来なかったことを反省すべきです。
  ところが、安倍政権はトランプ大統領誕生を見通していたと思われます
 オバマ大統領の意に反して、安倍首相は日露関係を進展させようとしていることからも明らかです。安倍首相は、オバマ大統領がレームダック状態に入ったことを見計らい北方領土問題交渉に入っていますが、トランプ候補は「私はテロ打倒や世界平和の回復に向けて、ロシアと米国は緊密に協力できるはずだ」とロシア重視を示し、プーチン大統領もトランプ氏を「聡明で才能に恵まれた人物であることは疑いがない」と評価していることから、トランプ大統領の誕生を期待していたとみられています。
 これで、12月15日の日露首脳会談に向けて最高の道筋が出来たはずです。

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コメント

今回の選挙結果で明日の前場の株価暴落が懸念されるが、そもそもこの種の調査の類は母集団をどう取るかにおいても結果が変わってくるものであり、本当に均質な母集団なのか?特定の偏り(特に米国の場合は人種など)がないか?については知る由もなく、特に日本においても例えば「住みたい街ランキング」などは何故毎回吉祥寺が首位(直近では恵比寿になったが)なのか疑わしいものがあり、調査方法も選択肢なのか?記述式なのか?記述式なら駅名を書かせるのか?それ以前に統計的に有意な母集団なのか?などが一切不明となると、これはもう不動産業界がただ単に自分たちの売り込みたい街を如何にも調査結果であるみたいにしてゴリ押ししているだけではないかと疑わざるを得ないといったところで、そろそろアメリカの大統領選で見た通りたった1票差でも勝った方が総取りするといった、ABBAの歌にもあるが「ウィナー・テイクス・オール」も民主主義のルールであり、それで言えば我らが国立市も、マンション訴訟で元市長に損害賠償請求したり、さくら通り減車線工事に伴う老木伐採の方針を打ち出したりした佐藤市長はじめ支持する市議を選挙で選んだ以上はそれらに従うのが民主主義のルールであり、外野でワーワー言ってそれが覆るようであればそもそも法治国家ではないことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2016年11月 9日 (水) 23時23分

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