« 選ばれた後に変えない事がルール | トップページ | 機動隊は「忍」の一字を貫いて欲しい »

2016年10月20日 (木)

会長は復興五輪を忘れていなかった

 IOCのバッハ会長が、野球やソフトボールの予選を念頭に20161020image1_2東京五輪の一部を大震災被災地で開催を提案したそうです。
 五輪誘致当時、あれほど「復興」を叫んで、それに国際社会やIOCも共感を得て日本に呼び込んだ五輪のはずが、最近では殆どの日本人やメディアからは、復興の「」の字も聞こえず、それを言うと「なんで今更?」と迷惑がるような空気が流れていました。今日発売の新潮でも「なぜ小池都知事は彼方の宮城県がラブなのか?」、「長沼ボート場はどれだけ東京から不便な場所か?」、「仮設住宅を選手村にして日本は恥をかかないか?」などと全く被災地復興を理解していない見出しです。
 それが同会長から、「東京が勝ったのは説得力がある持続可能な案だったから。選ばれた後に提案を変えないことが双方の利益にかなう」、更に、「IOCとして、大会のイベントの幾つかを東日本大震災の被災地で開催する考えを持っている。震災からの復興に貢献したい考えており、大会を通じて世界に復興の進捗を示すことができる。」と釘を刺され、安倍首相も「歓迎する」と答えており、メディアも慌てて方向転換の様相です。これで、東北の被災地にも多少は国民の目が向くことでしょう。
 被災地開催のことは、IOC会長から言われるまでもなく、日本人の口から000poster率先して提案されるべきことと常々思っていました。当初予算の約7300億円から3兆円に膨らむ現状を、小池都知事は「1兆、2兆、3兆」と豆腐屋ではあるまいしと皮肉っていましたが、どうせ大金を投じるなら、被災地で使うなら国民も納得するはずです。確かに被災地の現状は、交通の利便性や競技施設、宿泊施設などは、首都圏と比較すれば格段に劣るのでしょうが、被災地のレガシィとなるような整備も大切なはずです。
 それにしても、Iバッハ会長の鶴の一声で不穏な空気が一変すると感じています。

|

« 選ばれた後に変えない事がルール | トップページ | 機動隊は「忍」の一字を貫いて欲しい »

11、東京都知事に注目」カテゴリの記事

コメント

これで完全にハシゴを外されたのが組織委であり、海の森の他、金食い虫のハコモノがなし崩し的に白紙撤回される可能性も出てきて、誘致当初に標榜したコンパクト五輪の初志貫徹となるのはまさに都民の望むところであり、まさに組織委が如何に民意離れが露呈し、それでも組織委がハコモノに拘るのであればいっそのこと首相職権で組織委幹部を更迭してほしいといったところで、そろそろ青森県黒石市の写真コンテストで、いじめによる自殺者が被写体になっているという理由で一旦賞が剥奪されたものの、改めて賞が贈られたということがあったが、だいたい学校でのいじめについてはいじめた側にそれだけで進学も就職もブロックされ人生が詰むぐらいの社会的制裁を与えなければ一向になくならないといったことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2016年10月20日 (木) 09時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2101431/68030176

この記事へのトラックバック一覧です: 会長は復興五輪を忘れていなかった:

« 選ばれた後に変えない事がルール | トップページ | 機動隊は「忍」の一字を貫いて欲しい »