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2016年10月 7日 (金)

ロシアの夢か「シベリア鉄道日本延伸」

 「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」とあるように、徳川幕府は江戸防衛のため大井川に橋を造らせなかった。また「日韓トンネル構Image想」は、国防・治安の悪化、経済性が無いなどの問題から頓挫しています。
 さて最近、北方領土返還交渉の目玉として、「シベリア鉄道の延伸計画」が、まことしやかに語られています。シベリア鉄道が走るユーラシア大陸から間宮海峡(約7キロ)と、宗谷海峡(約42キロ)に橋か海底トンネルでつなぐ構想で、実現すれば、日本からモスクワや欧州を陸路で結ばれます。現在でも、「シベリア鉄道の旅」はウラジオストックからはモスクワまで約9,300Kmを6泊7日、総額15万円程度で隠れた人気だそうですから、一見、壮大で魅力的な構想です。
 しかし、これが日本まで延伸となると問題も多すぎると見られています。000650bb9e
 確かに、延伸すれば天然ガスや石油の輸送も可能になり、物流・観光など経済・人的交流も活発化するでしょうが、この国から日本は、随分と辛酸を舐めさせられた歴史を忘れてはなりません。特に、不可侵条約破棄や領土略奪、70万人近くの日本兵らが、極寒の中でシベリア鉄道建設など過酷な強制労働を課せられたことなどです。そして今度は、日本の資金と技術で、シベリア鉄道延伸となれば自分で自分の首を絞めるようなものか・・・
 かつて(今も?)、ロシアは不凍港を求めて南下政策を始めたことは、世界中で大変な脅威でした。その結果が、ロシア帝国とオスマン帝国(トルコ)間の露土戦争であり、クリミア戦争、日露戦争など数々の紛争でしょう。 このシベリア鉄道の建設も南下政策の一環とみられ、往来が簡単になることは「ロシアの夢」が叶うことでしょうが、日本にとっては、世界に暗躍するスパイやテロ組織の出入りも容易になることでリスクも伴うはずです。現段階で、この計画は最大脅威の中国を牽制する効果は高いと見るものの、長い目で見て、吉と出るか凶と出るか、「軒を貸して母屋を取られる」結果にならないことを祈っています。
シベリア鉄道の北海道延伸を要望  
 ロシアが大陸横断鉄道構想 経済協力を日本に求める
  http://www.sankei.com/world/news/161003/wor1610030001-n1.html

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01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

そもそもロシアの鉄道のレール幅は1520mmと、日本の新幹線や英仏独など欧州各国のレール幅:1435mmよりも広くなっており、当然ながら日本まで延伸されたところで日本国内の鉄道との乗り入れはできず、また西側でも欧州各国に乗り入れできないことから、結局ロシア国内の輸送に留まり、そんなもの一体日本まで延ばして何に使うんだといったらせいぜいJR九州の「ななつ星」のようなクルーズトレインを走らせるぐらいしかないところで、そろそろ明日・10/8(土)に御社の隣町・国分寺市光町の鉄道総研で行われる「平兵衛まつり」の「平兵衛」とは、かつての光町の旧町名「平兵衛新田」に由来し、それが「光町」と変わったのは、そこにある鉄道総研で新幹線「ひかり号」が開発されたから、それに因んで命名されたことにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2016年10月 7日 (金) 12時37分

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