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2016年7月 5日 (火)

動機が「誰かにかまって欲しい」とは

 7月3日午後9時半ごろ、京都府警宇治署の槙島交番で警察官二人に、保険代理店経営の53歳男がポケットから刃渡り約16センチの出刃包丁を示して銃刀法違反の疑いで逮捕されたが、犯行動機は「娘に冷たくされたから・・」という。
  葛飾区では「PCゲーム」と称して、わざと110番通報してパトカーに追跡させて信号無視や蛇行運転などを繰り返し、集団暴走行為で少年13人が警視庁交通執行課に逮捕されたという。
  いずれも誰かに「かまって欲しい」が動機とは情けなく「赤ん坊がかまって欲しいと泣くのと同じ行為」と批判されます。ところが、こんなお粗末なことでも人間社会の重要なことが隠されていそうです。日本では、大抵のものはカネで手に入っても、「自己の重要感」を高めることは簡単ではありません。この簡単ではない「自己の重要感」は、「肩書き」や「名誉」「社会的評価」でしょうが、誰もが共通して欲しがるものは「賞賛(褒め言葉)」と言われています。000040638
 その誰でも欲しがる賞賛は「相手に対する敬意」につながるもので、まず仕事等への取り組み姿勢、才能・知識・技術・容姿・服装・所持品などの「良い点」を見つけて誉めること。この褒め言葉で相手の「自己重要感」をタップリ満たせたら、その相手は気分が良くなる。そして、他人の自己重要感を満たすと自分も満たされ、逆に、相手の自己重要感を減らすようなことをすると自分も減ると、デール・カーネギーは説いています。
 ところが「自己の重要感」は、欲望や感情のままに行動することで、手っ取り早く満たすことが出来るとも言われているのです。しかし大抵の場合は人に迷惑をかける行為です。それは、「人や自分を傷つける」「中傷する」「騙す」「奪い取る」ことなどです。いずれにしても悪いことでもしないと、誰にも相手にされない・心配されない「寂しい人」が多くなっていそうです。そして、最も避けて欲しいことは、自殺することで自己の重要感を高める行為と思われます。

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コメント

 その「誰かにかまって欲しい」の「誰か」が「全世界」になったのが他ならぬ今回のダッカのテロ事件であり、しかもこういったテロリストの始末が悪いのは「自己の重要感を高める行為」である「自殺」が往々にして「自爆テロ」になることであるが、今回のテロリストのように裕福で学のある者が何故このような暴挙に及んだかを考えるに、人間、知育だけではダメで、やはり徳育も積まねばならず、こればかりは大学でも留学しても教えてはくれず、幼少期からの「人様に迷惑をかけてはならぬ」との親からの教育が何より重要であり、確実に言えることは、コーランのどこにもこの経典を暗唱できぬ者を殺していいなどとは書いていないところで、そろそろ「日本人だ。撃つな」がテロリストに通用しないということは、「日本国だ。ミサイルを撃つな」と言ってもテロリスト国家には通用しないということであり、
http://agora-web.jp/archives/2020103.html
そうしたテロリスト国家から日本を守るべく日夜奮闘する自衛隊の方々を事もあろうに「人殺し」呼ばわりしてテロリストと同等に扱う政党などに果たして票を入れていいものなのかどうかについても言及頂きたいかと…。
【大日建設(株)杉山】
 いつもながら、見識あるコメント有難うございます。
 

投稿: | 2016年7月 5日 (火) 12時48分

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