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2016年6月19日 (日)

政治資金は純粋な政治活動に限定を

 舛添知事を辞任に追い込んで満足することなく、ザル法と指摘される政治2016_6_19image資金規正法の改正に国民は厳しい目を向けることが大切なはずです。かつて、政治資金規正法違反を指摘され批判に晒されていた松岡利勝農相が2007年5月28日、議員宿舎で首吊り自殺されました。当時も「ザル法」と指摘され、原則全ての支出の領収書を公開することなど一部改正がありましたが、まだまだ不十分なことは、舛添騒動で再び白日の下に晒されました。
 日本大の岩井奉信教授は「支出を細かく限定するのは無理だが、国民の疑惑を招かないようにしなければならない」、「使途に規制がないため、問題となった政治家も『運が悪かった』と思うだけ」、「本人が『会議を開いた』と言えば罪に問うのは難しい」と指摘しています。
  また、日本大の岩渕美克教授は「現行では有名無実化しており、公職選挙法の連座制のような規定を設けなければ、政治資金の問題は一向になくならない」、「舛添氏のような目的外使用を規正法の虚偽記載で立件するためには、目的外使用を法的に認めないように規正法を改める必要があるのではないか」と語っています。
  松岡農相は、事務所経費を「ナントカ還元水の購入費」と居直ったことが火に油を注いだ結果になり、舛添知事は「ルール通りやっている。全く問題はない」と開き直ったことに、市民感情と大きな隔たりを覚えたものでした。
 いずれも法違反にならないとしても、都民・国民の怒りを買うことは必至です。
 松岡農相も舛添知事も、「なんで俺だけが指摘されるのか」と悔し涙を流したはずですが、「ザル法」を放置していることは、その辺りに大金を放置しているようなもので、少なからず誘惑の手が伸びるはずです。とにかく「性善説」というシナリオが崩壊した現在、人は誰でも悪に走る可能性があるという「性悪説」に立った法体系にすべきであり、拡大解釈され難く、かつ純粋に政治目的外使用を認めないように規正法改正は喫緊の課題のはずです。

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コメント

 純粋な政治活動か否かの線引きは実は難しく、例えば今回の舛添氏のケースで漫画代を政治資金として計上していた場合、「都でアニメフェスタをやっている(事実である)のでその参考に」と言われてしまえば合理的な理由になってしまうが(ただしこれは知事就任前の支出である)、しかしいくら何でもチャイナ服による書道が政治活動かと問われれば疑問を持たざるを得ず、まして会議の出席者名を言えないのなら最初から自分のポケマネでやるべきであり、本来そういった不審点は「厳しい第三者の目」以前に「監査」で指摘し是正すべきものなのに、実質それが機能していない…
http://blogos.com/article/97599/
…のが一番の問題点なのではないかといったところで、そろそろ国立のお店も栄枯盛衰が激しく、駅前一等地にあった老舗書店さんやその地下の居酒屋さんも閉店してしまったが、来月何でもその居酒屋跡に「サイゼリヤ」さんが入るらしく、それで思い出されるのがかつて小林亜星氏が出演していた某住宅建材のCMであり、最近そのCMをついぞ見なくなったため、果たして今でもあるのかどうか、さらに御社でもお取扱いがあるのかどうかにも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2016年6月19日 (日) 16時30分

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