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2016年5月25日 (水)

「始まったら終わったようなもの」

 かつて、小規模の祭礼や駅伝大会の交通誘導の手伝いをしたことがありまSummit_2016_5_26007したが、開催責任者が「始まったら終わったようなもの」と語っていたことを思い出しています。小規模でも、参加者や関係者との打合せや、様々の資器材の準備、計画書などの資料作成等々の準備が数カ月前から行われていたご苦労を語っていました。そして、行事は予定通り淡々と進行し時間経過とともに何事も無かったように終了しました。
 さて、いよいよ26・27日は伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)が開催されます。新たに憂慮されたドローンやラジコンヘリ機等の対策や潜水艦、飛しょう弾、電波妨害、サイバーテロ等の対策は万全でしょうか。参加国の関係者は、続々と日本を目指しており、今日にも伊勢志摩入りし、会議出席の準備をすることでしょう。
 思えば、昨年6月5日安倍首相はドイツ開催のG7サミットに出発直前に、来年のサミットは「伊勢・志摩サミットです」と発表していました。きっと、この日を境に外務省や警察庁、関連自治体は勿論、開催地の交通関連施設やホテルの安全対策などの関係者は多忙を極めたはずであり、これを小規模の祭礼や駅伝大会と比較すること自体が失礼なことです。
 今回の会議では、「戦争やテロ、難民、核開発、経済、課税逃れ対策などの多種多様な問題に世界が手を取り合ってどのように取り組むのか」、そのテーマImageは人類の未来を左右する大きなものでしょうが、それを陰で支えるため準備・計画に奔走した方々も多種多様、問題点克服にも微に入り細に亘るものだったと思われます。
 要人やメディア関係者などを迎える航空・道路・公共交通・宿泊施設・食事などのもてなしの他、警備、消防、医療、広報、通訳や運転などの案内スタッフ等々の関係者のご苦労に思いを馳せています。しかし、日本人ならではの細かい配慮と準備を重ね、「念には念を入れよ」、「転ばぬ先の杖」、「後悔先に立たず」などと叱咤激励を受けながら、準備万端を整えたはずであり、この自信から「始まったら終わったようなもの」と言わしめるはずです。それでも、関係者が本当にホッとするのは、要人の皆さんが円滑に行事を進行させて何らトラブルなく終了し、全員が日本を離れ帰国されてからでしょう。
 「千丈の堤も蟻の一穴から」と言われ、一人の小さなミスで失敗の烙印を押されないよう、あと数日、緊張感を持続させて万全を期して欲しいものです。

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コメント

伊勢志摩サミットに関しては目に見える警備もさることながらサイバーテロへの警戒も必要であり、特にウイルスチェックやパスワードの定期的な変更など民間でも普段からの心掛けが肝要といったところで、そろそろサミットで各国首脳が雁首揃えると大騒ぎするのは日本だけで、欧米首脳はサミット以外でも結構頻繁に顔を合わせるか電話で会談しており、討議内容もシェルパと呼ばれる事務方が事前に詰めており、むしろ会食等で出てくる「本音」を如何に聞き出すかの方が重要で、今回は間違いなく「ところであの男は本当に大統領になるのか?」になることにも言及頂きたいかと…。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48695

【大日建設(株)杉山】
 このような重要会議では、シェルパと呼ばれる重い荷物を担いでいる役人が事前に結論を出していると聞きます。よって、首脳陣の見せ場はコーヒーブレイクや立ち話、食事会などで通訳を入れない互いの腹を割った会話が大切になるはずです。この点も、語学力に弱い日本人首相は不利と言われていますが、安倍首相は何とか積極的に話しかけて欲しいものです。

投稿: | 2016年5月25日 (水) 10時26分

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