« 4.24「nonowa国立WEST」open | トップページ | 悪い事をしたら日本人と名乗る »

2016年4月24日 (日)

人も会社も見てないと罪を犯す

 三菱自動車が軽自動車の燃費試験のデータを不正操作して、実際よりも燃費を良く見せていた問題で、国土交通省は、メーカー側の自主申告による検査制度を見直す検討を始めたと言われていますが、2016424imageこんな自主申告など信用する方が間違いです。
 不正の機会を国が与えているようものです。
 これは「企業や法人は悪いことをしない」という性善説からなのか、国交省が面倒だと思ったからか知りませんが、「エコカー減税」などの莫大な税金が動く制度に、チェックがズブズブ、ユルユルの甘い制度を作ること自体が間違いの原因です。
 よく、あの人は「表裏がないから信用できる」、「陰日向(がある・ない)」など人物評価することがあります。いずれも、人の見ている所と見ていない所とで言動が変わったり、仕事などの取り組み姿勢が変化しないという意味で使われ、尊敬されるか・されないかの分岐点でもあります。
   犯罪予防の観点から、犯罪に走る人間は、劣悪な家庭環境や学校、地域社会などに原因があるとする「犯罪原因論」と、人間は潜在的に罪を犯す性質を誰でも持っている。よって、犯罪の機会さえ与え無ければ犯罪を予防できるとする「犯罪機会論」があると聞いたことがあります。
 最近では、この「犯罪機会論」が優位にあるとされ、「入り難くする、見え易くする」をキーワードにして犯罪を予防する考えがあります。よって、大切な物やデータは鍵をかけてシッカリ管理する。或いは、防犯カメラを多く設置して「あなたの行為は見られている」と犯罪行為を自制させる動きが採用されています。
  今回は、三菱自動車がの燃費試験のデータを不正操作が問題になっていますが、「メーカー側の自主申告」による制度は、他のメーカーも不正の誘惑があっても可笑しくない制度です。「燃費が一番いい。リッター当り30キロ超えた」などのカタログ燃費を信じている人は殆どいないし、事実、路上走行では3割から4割程度下回っているのが現状で、カタログで15キロなら実際は10キロ以下、30キロなら20キロ程度です。よく、「自己評価は5割増し」といわれ、自分のことは過大な評価をしがちですが、自動車の燃費も5割引き程度で見るのが自然なのか・・・・・・

|

« 4.24「nonowa国立WEST」open | トップページ | 悪い事をしたら日本人と名乗る »

01、個人的に関心を持った話し」カテゴリの記事

コメント

犯罪抑止の考え方は「落書きを徹底的に消したら犯罪が急減した」というNYの「割れ窓理論」が有名で、日本でも河川敷に鳥居を立てたらゴミの不法投棄が減った例、「みなさんのおかげで痴漢を検挙できました」と看板を立てたら犯罪が減った例などもあり、人が本来持っているはずの良心に訴えかけるという点では「DJポリス」なども好例だろうと思われるところで、そろそろパナマ文書やらで租税回避が問題視される中、唯一「払いたくなる税金」と呼ばれる「ふるさと納税」が盛況で、行き過ぎた返礼品には問題があるかもしれないが、自治体に競争原理を導入し、知恵を出し合うマーケティングの発想をもたらした点は評価できる上に、熊本地震の義援金にこのふるさと納税が活用されていることはまさに制度本来の主旨に沿っている点にも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2016年4月24日 (日) 12時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2101431/65137150

この記事へのトラックバック一覧です: 人も会社も見てないと罪を犯す:

« 4.24「nonowa国立WEST」open | トップページ | 悪い事をしたら日本人と名乗る »