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2016年3月19日 (土)

「蛙の面に小便」程度の報道声明

 安保理の決議案をイラクは16回も無視したことが口実で「イ000061ラク戦争」が勃発したそうですが、北朝鮮に対してはまだ6回目ですから、金正恩(キム・ジョンウン)も先制攻撃はまだまだ先と高を括っていることでしょう。
 「国際連合安全保障理事会(安保理)」は、国際連合の中で最も大きな権限を持っており、事実上の最高意思決定機関であるとされます。
その意思表示は、強い方から順に「決議」、「議長声明」、「報道声明」、「議長談話」となっているそうです。
 その安保理が、北朝鮮による短距離・中距離弾道ミサイルの発射が続いたことを「強く非難する」と「報道声明」を3月18日発表しました。北朝鮮に対する、このような声明は6回目のようですが、北朝鮮にとっては「痛くもかゆくもない」、「蛙の面に小便」程度のことでしょう。
 破れかぶれの相手や失うものが無い相手は、後先考えないから手強いのです。
  思い出すのは、10数年前ブッシュ政権はイラク、イラン、北朝鮮の3カ国を「悪の枢軸」と呼び、大量破壊兵器でアメリカを攻撃しようとしている、場合によっては先制攻撃も辞さないと発表したことです。00000021
 そして、予告どおり米軍はイラクを大量破壊兵器を持つ「ならず者国家」と名指して、安保理の非難声明は幾度もあったものの、安保理の攻撃許可は曖昧なままイラクを攻撃し、サダム・フセイン政権を倒したのでした。
 その「悪の枢軸」は今も健在であり、近年では更に核保有国も増え、パキスタンや中国、北朝鮮、サウジ等が核兵器や弾道ミサイルの技術交換を行っているとも言われ「新・悪の枢軸」が形成されているように見えます。国際情勢は、20年前より確実に悪化している印象です。

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コメント

懲りずにまた核実験を行うような不穏な兆候
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160319-OYT1T50052.html
があり、当の北朝鮮に言わせると「武器が無くて滅びた国はあるが、食糧が無くて滅びた国はない」ということなれども、武器が有ってもそれを動かす人間の食糧が無ければ結局武器が無いに等しいことを先の大戦で兵站(ロジスティックス)を軽視した旧日本軍の死因がほとんど餓死だったことから一向に学んでいないところで、そろそろ金正恩があれだけ軍人幹部を粛清していればそのうち「次は俺かも知れない→殺られる前に殺ろう」という人が出てくるのも時間の問題という点にも言及頂きたいかと…。

投稿: | 2016年3月19日 (土) 20時50分

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