それなら殺人のシーンはどうする
何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」、やりすぎることはやり足りないことと同じようによくないのでは・・・・・・・・世界保健機関(WHO)は2月1日、喫煙シーンのある映画やドラマについて、若者を喫煙に誘導する効果が高いと指摘する報告書を発表し、「成人向け」に指定する措置を各国政府が講じるよう勧告したそうです。2月2日の読売新聞「編集手帳」は、オードリー・ヘプバーンの喫煙シーンがある「ローマの休日」もいずれ成人映画指定かと嘆いています。
小生は喫煙の習慣はありませんが、「何もそこまでWHOが規制する必要あるのか」と思っています。喫煙場面の影響を心配するなら、映画の「暴力や殺人のシーンはどうするのか」、漫画やアニメ、小説などにも拡大されるのかと心配するからです。ホラーやアクションなどの「サスペンス」、或いは戦争映画や時代劇などでは斬り合い、殺人、暴力シーンが付きものです。
また、喫煙シーンだけでなく「飲酒」や「ギャンブル」なども、どうするのかと問題も提起されるはずです。
とにかく、このようなことに対して、教育上好ましくないからとWHOが規制するよりは、幼少時から親や大人がキチンと躾けたり指導出来るかの問題が大きいと思います。しかしながら、昨今の虐待事件や殺人事件などを見れば分かるとおり、躾けられていない親や大人が増幅しているのが日本の現状です。
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コメント
・コーンパイプを加えたマッカーサーの写真
・長キセルが描かれた浮世絵
が教科書に出てますが、これも成人指定になってしまうのかと言ったところで、そろそろマイナス金利についても言及頂きたいかと…。
投稿: | 2016年2月 2日 (火) 08時22分