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2016年1月17日 (日)

台湾は自由主義陣営の砦だ。

 日本と台湾の国民感情は、お互いに大変良いものがあると思っていま000l2す。
 事実、2011年の東日本大震災では世界で一番多い義援金があったのは台湾で2億4300万ドル以上でした。その台湾も近年、どんどん中国共産党に接近していると見え心配していましたが、今回の総統選挙では、中国に急接近を批判した民進党の蔡英文(さい えいぶん、ツァイ・インウェン、1956年8月31日 - )(59)が国民党候補に圧勝し、8年ぶりに政権を奪還することになりました。
 よって、台湾のことを少し勉強しておきたいと思います。
 まず、台湾の正式国名は「中華民国」、中国の正式国名は「中華人民共和国」と言い、この状態を「二つの中国」と言います。
 「二つの中国」と呼ぶ経緯は、
 中国大陸では第二次世界大戦終了後に、蒋介石率いる「中国国民党」と毛沢東率いる「中国共産党」が激しい戦いを繰り広げました。この戦いに勝利した共産党が、敗れた国民党を台湾に追い出して「中華人民共和国」00taityuuの設立を宣言、負けた「国民党」も台湾で国民党政府を作り「一時的に台湾に逃れたが、いずれ大陸に反攻する」と宣言し、どちらも中国大陸の正統な政府であると主張していたことから「二つの中国」と言い、現在に至っています。
 戦後の約22年間は、自由主義陣営に属する「中華民国」が、台湾だけしか支配していないにもかかわらず、中国を代表する政府として国連でも認められていました。しかし、中国大陸の殆どを支配する「中華人民共和国」を正当と認める動きが強まり、1971年、国連も中国を代表する政権として「中華人民共和国」を認め、立場が逆転しています。
 国際的には「二つの中国」に、どの付き合うかという問題があります。
 今回、国民党の中国への急接近を批判した民進党の蔡英文氏が圧勝したことで、今後の台湾はTPP加入の動きなど、アメリカや日本など自由主義国に比重を置いた外交がとられるはずです。現在、日本と台湾に正式な外交関係はないものの、自由主義陣営として、複雑なパワーバランスの上にあり、東シナ海の安定の鍵を握っていることは間違いないでしょう。
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