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2015年12月11日 (金)

人種差別乗り越えノーベル賞多数

 ノーベル賞の授賞式が12月11日にスウェーデンの首都ストックホルム行われ、梶田隆章さんに物理学賞が、大村 智さんに医学・生理学賞が贈られました。ここ1020151211000062_comml年、日本人の受賞者が12人と激増し、米国に次いで世界2位です。それだけ、日本人が「人類の幸福に貢献した」と評価されているのでしょう。
 ノーベル賞は1901年、ダイナマイトの発明者・スウェーデンのアルフレッド・ノーベルの遺言で創設され、物理、化学、医学・生理学、文学、平和の5分野で顕著な業績を上げた人に贈られたのが始まりで、その後、経済学賞が加わり6つの分野が対象になっています。
 日本人の受賞は戦後からで、21人(含む米国籍2人)です。
 しかし、戦前でもノーベル賞受賞に相応しい日本人は数多いと言われています。
 例えば、「ペスト菌発見」の北里柴三郎、「梅毒の病原体発見」の野口英世、「原子の構造発見」の長岡半太郎、「ビタミンB1発見」の鈴木梅太郎、「コールタールによる発ガン説」の山極勝三郎、「インフルエンザウイルス発見」の山内保、更に文学賞でも夏目漱石や芥川龍之介らも受賞しても不思議でないそうです。
 「ノーベル賞」が始まった 20世紀前半の受賞者の殆どは欧米に集中しています。
 それも仕方ないことで、当時は現在とは比較出来ないほど白人優越の人種差別思想が強く、白人に負けない素晴らしい業績があっても、日本人など有色人種は無視されていた時代が続いていました。
 アルフレッド・ノーベルは遺言で、「人類の幸福に貢献した人」で「賞の選考に当たっては、国籍は一切考慮せず、最も相応しい人を選ばなければならない」と、国家、人種、宗教などを越えたグローバルな賞を期待したはずですが、近年ようやく、理想に近づいた印象です。
 中国・韓国は、ノーベル賞の季節になると妬みと劣等感を爆発させると言われますが、けっして日本が「ロビー活動」や「裏金を使った」わけでなく、一つの研究に懸けた長い歳月とひた向きな努力の積み重ね、日本人らしい職人気質が花開いているのです。そして、日本人のような謙虚な研究姿勢をマネたら、いずれは日本以上に受賞者が増えて、日本人に対するコンプレックスが消えるはずです。

受賞年 氏名等 備考
2015年 物理学賞 梶田 隆章 (埼玉大卒) 東京大学教授(受賞時)
生理学・医学賞 大村 智 (山梨大卒) 北里大学特別栄誉教授(受賞時)
2014年 物理学賞 赤﨑 勇京大卒 名城大学教授(受賞時)
天野 浩 (名大卒) 名古屋大学教授(受賞時)
中村 修二 (徳島大卒) カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授(受賞時:米国籍)
2012年 生理学・医学賞 山中 伸弥 (神大卒) 京都大学iPS細胞研究所長・教授(受賞時)
2010年 化学賞 根岸 英一 (東大卒 米国パデュー大学特別教授(受賞時)
鈴木 章 (北大卒) 北海道大学名誉教授(受賞時)
2008年 物理学賞 南部 陽一郎 (東大卒 米国シカゴ大学名誉教授(受賞時:米国籍)
小林 誠 (名大卒) 高エネルギー加速器研究機構名誉教授(受賞時)
元京都大学理学部助手
益川 敏英 (名大卒) 京都大学名誉教授(受賞時)
化学賞 下村 脩 (長崎大卒) 米国ボストン大学名誉教授(受賞時)
2002年 化学賞 田中 耕一 (東北大卒) 株式会社島津製作所フェロー(受賞時)
物理学賞 小柴 昌俊 (東大卒) 東京大学名誉教授(受賞時)
2001年 化学賞 野依 良治 (京大卒 名古屋大学理学部教授(受賞時)
2000年 化学賞 白川 英樹 (東工大卒) 筑波大学名誉教授(受賞時)
1994年 文学賞 大江 健三郎 (東大卒 作家
1987年 生理学・医学賞 利根川 進 (京大卒 米国マサチューセッツ工科大学教授(受賞時)
1981年 化学賞 福井 謙一 (京大卒 京都大学工学部教授(受賞時)
1974年 平和賞 佐藤 栄作 (東大卒 元内閣総理大臣
1973年 物理学賞 江崎 玲於奈(東大卒 米国IBMワトソン研究所主任研究員(受賞時)
1968年 文学賞 川端 康成 (東大卒 作家
1965年 物理学賞 朝永 振一郎 (京大卒 東京教育大学教授(受賞時)
1949年 物理学賞 湯川 秀樹 (京大卒 京都大学理学部教授(受賞時)

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