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2015年11月30日 (月)

物づくりは見えないところを大切に

 「一事が万事」とは、一つの物事から、他のすべてを推し量るという意味です。
 キチンとしている人や会社は普段でも見えない所まできちんとしているもの20151130_imageで、どうでもいいと思っている人は全てにズボラな傾向があります。
 数年前ですが、老舗ブランドと思っていた「不二家」「石屋製菓」「赤福」「船場吉兆」などで次々と食品の偽装問題が発覚、また建築業界でも姉歯の耐震偽装で世間を騒がせていました。そして今は横浜の杭打ちデータ偽装です。
 このようなことがありますと、いつもは丁寧に誤魔化しなしでやっているといくら説明しても「一事が万事」と見られてしまいます。
  何故、こんな誤魔化しが起きるかと推察しますと、単純に見えない所を大切にしていないと言いきることが出来そうです。食品業界の製造年月日や産地偽装・建築業界のデータ偽装に共通している点は、作り手の動きや考えがお客様からは分からない見えないということでしょう。
 人間とは弱い者、易きに流れやすい者、ズルい者です。
 兎に角、任せたら口出ししないや、阿吽の呼吸で任せっきりは間違いの元です。
 管理者、監督は間違いない仕事を進めるために存在するわけですから、役割をシッカリ果たしてこそ給与を頂く資格が出るはずです。日本社会は信頼関係を大切にする性善説が先行している面がありますが、実際に起きていることを見れば逆です。もう、そろそろ全ての業界で一つひとつの仕事を丁寧に行い、見えないところを大切にする、誰も見ていないときでも手を抜かないものづくりの精神に立ち返って欲しいものです。今朝の読売新聞の記事には、オーケストラ演奏でも見えない部分を担当するコントラバスこそが大切な役割を担うと語っています。

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