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2015年10月29日 (木)

南沙諸島埋立てを凍結出来るか

 米国は中国による南沙諸島の埋め立てを凍結させることが出来るのでしょうかImg_4857_3
 米軍の「航行の自由作戦」は、中国の領有権主張に異議を唱えたり、敵対的な意図を示したりする行動ではないそうです。
 米軍は中国が造成した島から12カイリ内を駆逐艦「ラッセン」の巡視活動を行うことで、中国の領有権主張を否定する立場を示したのですが、実際は両国納得ずみの巡視活動と報道されています。
  米国は強い姿勢を国際社会に示したつもりでしょうが、この程度で中国は、「埋立ては止めます」などと引くことはないはずです。20151029image_2米国も国際社会を納得させる活動をとる必要があり、お互いの顔を潰さないよう慎重に落としどころが探られているはずです。
 戦前、戦争の神様と言われた石原莞爾将軍は、「戦争には決戦戦争と持久戦争があり、軍事上から見た世界史は、武力による決戦戦争の時代と持久戦争の時代を交互に現出してきた」と語っています。
 この「持久戦争」は一種のにらみ合いの状態を指すのでしょうが、米国と中国は、当面は武力は使用しない「持久戦争」状態に入ったのでしょう。しかし、どんな戦争でも常に裏で巧妙な和平工作を模索すると言われます。
 それに、日本もいつまでも傍観者ではいられません。
 いずれアメリカ軍は、日本で9月に成立した安全保障関連法によって活動範囲が広がった自衛隊に、合同訓練の場所を南シナ海で計画するなどが予想されます。
 要は、日本や東南アジア諸国にとっては、中国による国際法を無視した埋め立てを止めてくれればいいことですが、誰から見ても簡単ではないことが分ります。28日の深層NEWSで自民党は「一方的現状変更を許さない」、民主党は「冷静に見ることが大切だ」と語っていましたが、日本は座視できる立場にはないはずです。

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