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2015年10月18日 (日)

京都中央卸売市場のにわか知識

 先日、「京都市中央卸売市場」の青果棟63番で兄と弟が営む「石徳」を訪問Esitoku_2015_10した際、青果棟や水産物部棟を見学させて頂きました。
 まず、京都市中央卸売市場第一市場の面積は、甲子園球場の約4倍もあり、屋上の駐車場の広さに驚きました。場内業者の従業員数合計は約4千人だそうです。青果棟では折から「競り」の場面を間近で見学し、真剣な眼差しで取引している関係者の雰囲気などを勉強することが出来ました。また、京都市中央卸売市場は中央市場の先駆けとして、昭和2年の開設です。この場所は794年平安京遷都と同時に、道幅が84mもあった朱雀大路(今の千本通)の東西に置かれた東市・西市とほぼ同じ所に位置していることからも歴史を感じさせます。
 この中央卸売市場で働く人達は、「卸売業者」「仲卸業者」「売買参加者」に分類出来るそうです。
卸売業者」とは、農林水産大臣の許可を受けて、日本各地や外国からも集荷し、仲卸業者や売買参加者に販売し20159cています。卸売業者は多種多様な生鮮食料品等を集荷し、せり売りや入札等で販売しています。
仲卸業者」とは、中央卸売市場内に店舗を持ち、卸売業者から買い付けた物品を細かい単位に仕分け、調整し、小売業者、大口需要者等に販売することを業務としています。仲卸業者は、専門的な立場から消費者に代わって品物を評価し、市場における価格形成に重要な役割を果たしています。仲卸業者が業務を行うには、品目ごとに許可を必要とします。
売買参加者」とは、卸売業者の行う卸売に直接参加し、物品を買い受ける権Img_4665利を持っている小売業者や大口需要者であり、仲卸業者とともに卸売業者の卸売の相手方となるものです。
  兄弟が営む「石徳」は、「仲卸業者」の一つとして京都府民の台所に新鮮な食材を届ける大切な業務として、誇りと自信を持って営んでいることが伝わりました。
 裏話として、「マツタケ」の扱いは難しいそうです。国産松茸と外国産松茸の見分け方、国産松茸は天然物で虫が付きやすいことや、価格が中々安定しない傾向があるそうで、この見分けに弟は口を出さず兄に任せていると語っていました。なお、京都市中央卸売市場は老朽化と狭隘化により、青果棟は全面建て替えで2025年度の完成を、改修する水産棟は19年度の完成を目指しています。兄も10年後が楽しみだと語っていましたが、それまで現役で頑張って欲しいものです。
平安京の条坊図 Image1

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