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2015年8月10日 (月)

シンガポール建国50年・成功の秘密

 シンガポールは8月9日、独立から50周年を迎えましたが、「建国の父」初代首相リー・クァンユー氏は今年3月23日死去しています。シンガポール成功の陰には、リー初代首相は日本に何度も訪問して、建国の熱意を訴えて日本企業誘致の実現に成功し、日本との経済的な結びつきが発展の基盤となったようです。しかし、日本を評価しつつも、この点は真似たくないと予防線を張ったことも数々あったようです。
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  それは、市場の開放、外国人労働者の受け入れ、集会・デモ規制、メディアの言論統制、生活保護対策、犯罪の予防対策などでした。これらには日本を反面教師にしたもので、批判の声もあるものの成功の原動力としてかき消されています。
 特に「犯罪の予防」では、違法薬物取締りに力を入れていますが、白人からの植民地支配に麻薬が利用されたという苦い歴史が影響していると思われます。覚せい剤所持だけで死刑執行も辞さない国策によって、日本の暴力団も上陸を躊躇する怖い国と言われています。
 「経済の発展」の面では市場開放政策が上げられます。
 最近では日本も交渉参加に積極的なTPPも、元々は初代首相リー・クァンユー氏の哲学をシンガポール政府が引き継いで、それを推し進めてきた政策の一つと言われています。
 あと一点付け加えるとすれば「風水師の地位向上」でしょう。Image2
 まず、リー初代首相は、風水師から国民全員に八卦図を持たせるように助言され、八卦をかたどった1ドル紙幣や50ドル札の左上に龍を配した図柄の導入などがあります。更に、風水師は企業の管理職や顧問として迎えているところも多く、シンガポールの多くの建築物には、風水が重要な役割を果たし、建物の位置や角度、形などを決めていると言われています。
 新しいものを積極的に取り入れつつも、伝統を大切にしている姿勢を伺わせます。

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