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2015年6月 8日 (月)

労災のトップは「転落・転倒・墜落」

 「上の物は落下する、立てた物は倒れる、丸い物は転がる」ことは自然の摂理であり、労P_0004災原因のトップは「転倒」「転落」「墜落」です。
 以前は「(機械等の回転に)挟まれ・巻き込まれ」による事故が労災のトップでしたが、最近は転落・転倒・墜落が常にトップです。
 また、労災死亡の約3分の1は建設業界で発生していると言われ、その死亡災害の約7割は「転倒・墜落・転落」によるもので、特に、高所作業は常に死と隣り合わせであり、そこで、極めて大切な安全対策は「足場」なのです。かつて一般的だった丸太足場に代わり、最近では鋼管を主体とした単管足場が普及しています。
  労働安全衛生規則 第518条
 「高さが2m以上の所で作業させる場合は、足場等を設置し、作業床を設けなければならない。」とあり、この規則のシバリからではありませんが、間もなく、我が社の新築現場でも足場組み作業が行われます。
 最近では「足場」は工程の一部として常識ですが、目的は作業員の転落防止、資材の運搬通路、端材・ゴミ・工具などの落下防止等の役割があります。完成後は撤去され存在を忘れていますが、建築工事には欠かせない重要な設備です。
 私は「足場バラシ」の時は、「長い間有難う」と思わずにいられません。
  建設現場では、「足場」や「手すり」の設置だけでなく、安全のレベルアップのため様々の安全対策、創意工夫が講じられ、年々、安全意識は高まっているのですが、せっかく決めた安全対策や安全規則を無視するのも人間なのです。
  つまり、ヒューマンエラー(人間の不注意)と言われ、具体的には、
 ○疲労、高齢化   →「気力がなかった。疲れていた」
 ○錯覚・錯誤      →「うっかり・ぼんやりしていた」
 ○思い込み       →「こんなことをするはずがない」
 ○確認不足       →「何度もやったことがある作業だ」
 ○慣れ           →「慣れた得意な作業だ」
 ○危険軽視       →「この程度のことは、何時もやっていることだ」
 ○うぬぼれ      →「ベテランの自分だけは大丈夫だ」 
 ○近道行為      →「急がなくては、こっちが早い」
 ○省略行為      →「こんなことをしていては面倒なだけだ」
 などの不注意や軽視する傾向から、「人は誰でも間違える」ことを前提にして、KY(危険予知)活動や責任者の安全指示、作業員同士の相互チェックによって、危険予知と危険回避要領を思い起こさせ、無事故で完成を迎えたいものです。Image4

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