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2015年6月 9日 (火)

「気違いに刃物」とは、こんな事故?

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 「気違い」は放送禁止用語のようですが、一般的に非常に危険なことを「気違いに刃物」と言います。最近では悪質な交通事故等に例えられ、「酔っ払いに車」、「危険ドラッグに車」、「キレやすいタイプに車」などと言われます。その典型と思われる一家4人が死亡、一人が重傷という交通事故が北海道で発生しました。当初、概要が掴めませんでしたが、きっと、臨場した警察官も把握するまで時間がかかったはずです。

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 発生場所は、北海道にある29.2kmの日本一の直線道路ですが、単調な直線道路は大きな事故が多発すると言われる典型かも知れません。
概要※あくまで新聞記事などからの推測です。   
発生日時:平成27年6月 6日(土) 午後10時40分ころ
発生場所:北海道砂川市西1条北22丁目1-1先 国道12号の交差点内
発生状況:
 6月6日午後10時40分ごろ、土木作業員・谷越隆司さんが運転する普通乗用自動車(BMWE6548db8sX5/札幌・218)と解体工の男が運転する普通乗用自動車(シボレーC1500/札幌さ46-14) は、法定速度(60キロ)規制の国道12号線を岩三沢方面から滝川方面に向かい時速約100km以上の速度でカーチェイスしながら進行中、砂川市西1条北22丁目の交差点を直進するにあたり、同所の信号機は赤信号を表示したのだから信号に従い停止すべきなのに、これを認識しながら停止も減速もせず直進進行したところ、折から青信号で同交差点を左方から直進中の永桶弘一さんが運Bmw_gend150601転する軽四貨の右側面に前方から衝突し約50m跳ね飛ばし、その衝撃で軽四貨の後席に同乗していた長男(昇太さん)が車外に放り出されたところに、BMWの後方から進行中の20代の男が運転する普通乗用(シボレー)は車体に長男を引っ掛けながら蛇行運転を繰り返し1.5km先の路上に放置したまま逃走した。よって、BMW運転の谷越隆司さんは、軽四貨運転の永桶弘一さん及び同乗の、妻の文恵さん、長女の恵さん、長男の昇太さんを死亡させ、次女の光さんに瀕死の4614重傷を負わせた。なお、昇太さんの死因はBMWの衝突かシボレーの引きづりか解剖して捜査中、また、軽四輪側はセンサーで反応する「車両感応式信号機」で青信号で発進した可能性が高いようです。
罪名は、
 「重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為」、或いは「赤色信号又はこれに相当する信号を殊更に無視し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転する行為」があったとして、「危険運転致死傷罪」が適用されるでしょうが、昇太さんを引きずったシボレーを運転していた解体工の男には「殺人罪」の適用も検討されることでしょう。
事故防止対策
 行政側の対策として、速度を物理的に抑えるため道路形状変更なども検討されるでしょうが、予算が掛かり過ぎると見送られでしょう。結局は、取締り強化や「オービス(自動速度監視機)」の増設で落ち着くのでしょうか。

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