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2015年5月 2日 (土)

出羽三山と国立の嵐山光三郎氏

 江戸時代の芭蕉も、現代の芭蕉と呼ばれる嵐山光三郎さんも旅した山形県「出羽三山」の羽黒山五重Photo立石寺(山寺)などが液体で汚される被害が発生しています。
 私は「出羽三山」や「山寺」と聞くと、
 国立市東三丁目にお住まいの嵐山光三郎さんを、芭蕉と共に連想してしまいます。同じ静岡県出身で国立市居住というだけでなく、著書『芭蕉の誘惑 全紀行を追いかける』や『芭蕉紀行』などで、「出羽三山詣でが、この旅の芭蕉最大の目的」と熱く解き、ご自身も「奥の細道」を全て踏破された熱意が伝わるからです。
 芭蕉が「出羽三山」や「山寺」で詠んだ句も、
 ・涼風やほの三か月の羽黒山
 ・雲の峯いくつ崩れて月の山
 ・語られぬ湯とのに濡らす袂かな
 ・閑かさや岩にしみ入る蝉の声
  などは、他で詠んだ句以上に深く生き生きした名句を残しているそうです。
 俄か知識ですが、「出羽三山」は、観世音菩薩の羽黒山、阿弥陀如来の月山、大日如来の湯殿山を巡って、現在・過去・未来を体験する「輪廻転生」の修行の地として知られています。
  ようやく本題ですが、
 芭蕉や嵐山さんだけでなく、日本人が大切にする出羽三山の国宝・羽黒山五重塔や立石寺(山寺)などで液体被害が発見されました。古来から日本人が大切にする神社・仏閣を汚すとは不届千万、何と罰当たりな行為と思います。今、断言出来ることは、日本人の持つ古来からの価値観を共有しない人の犯行であることは間違いないでしょう。国立市でも関東の三大天満宮「谷保天満宮」がありますが、まずは対策として、早急に防犯カメラの増設や巡回などを強化して欲しいものです。Dewa3zan_39
 なお多摩地域の「出羽三山供養塔」は、
 小平市小川寺境内や町田市の七国峠、立川市「新緑会」前の五日市街道沿い、右写真の東大和市蔵敷の太子堂などに「供養塔」が残っていますが、多摩地域でも江戸時代から出羽三山詣でが活発だった証拠でしょう。

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