« 市町村の面積増減のナゾ | トップページ | 大相撲、日本人横綱は夢のまた夢 »

2015年5月24日 (日)

空家を放置している方はご注意!

 「空家等対策の推進に関する特別措置法」が2015年2月26日に一Image5部施行されていますが、明後日の5月26日には、市町村の立ち入り調査、特定空家等に対する指導・勧告・命令・代執行・過料の規定も含めて全面施行となります。
 「特定空家等」とは右に掲げましたが、これに指定されると、まず所有者へ助言・指導・勧告などを行い、それでも改善されない場合は、所有者の住所や氏名などの「公表」や固定資産税の軽減措置を打ち切れるそうです。
  昨日5月23日、
 TBSラジオ「久米宏のラジオなんですけど」は、不動産アドバイザーの牧野知弘さんを迎えてのトークでした。同氏は著書『空き家問題~1000万戸の衝撃』で知られていますが、番組内容も空家問題や今後の不動産情勢でした。
 空家は平成25年段階で全国に約820万軒と言われ、多摩地域でも随分と空家が目立っています。空家問題の背景として、少子高齢化による人口減少、固定資産税、相続問題、日本人の新築好きなどがよく上げられます。000006p1
 牧野知弘さんは、より具体的に分析され、
■戦後、団塊世代が郷里を離れて都会で生活するようになり、都会の郊外に一戸建てを持つようになった。
■両親に万が一の事があっても、仕事や子どもの学校のことを検討すると、実家に戻るという選択肢は取りづらい。
■団塊ジュニア世代は生活が多様化し、親が建てた家には住まないで都心のタワーマンションなどに住む傾向が強い。
■その団塊世代も高齢化し、一層空き家率は進む。
 それに更地にするには100万~200万円の解体資金が必要であり、更地は家があったときより固定資産税が約6倍に跳ね上がるため、そのまま放置することになる。
■不動産は今後、資産価値を保てる不動産自分にとって価値がある不動産に色分けされる。
■資産価値が高い不動産とは、外国人でも利用や投資したいような不動産
■自分にとって価値がある不動産とは、ライフスタイルに合った不動産で、自分が生活するのに便利で、そこで人生を完結したいと思うような不動産。
 やや大雑把ですが、牧野さんは概ねこのような内容で語っていました。
 明後日5月26日完全施行となる「空き家対策特別措置法」は、空き家解決に向けて一定の前進になると思いますが、根本的な解決策にはならないと見ています。

固定資産税等の住宅用地特例」とは、
 住宅などの敷地として利用されている土地は、固定資産税が課税標準額の1/6~1/3、都市計画税が1/3~2/3に軽減される措置。地価が高い地域では、建物を除却して更地にすると特例が使えなくなるため、管理状態の悪い空き家が放置されることにつながると指摘されていた。

|

« 市町村の面積増減のナゾ | トップページ | 大相撲、日本人横綱は夢のまた夢 »

02、業界の大したことない話し」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2101431/60107334

この記事へのトラックバック一覧です: 空家を放置している方はご注意!:

« 市町村の面積増減のナゾ | トップページ | 大相撲、日本人横綱は夢のまた夢 »