01、個人的に関心を持った話し

2018年11月13日 (火)

偉大な成功者はナゼ美術館を建てる

 「芸術の秋」を堪能するつもりで、千葉県佐倉市の「DIC川村記念美術館」に出かけ、奥深い世界に触れて来ました。「DIC川村記念美術館」は、DIC株式会社(旧:大日本インキ化学工業)」の創業者の川村喜十郎、二代目・勝己、三代目・茂邦の川村家三代の社長時代の西洋美術、日本画の00000kawamuraコレクションが展示された美術館で、入ると直ぐ右の写真が出迎えてくれました。
 ところで、京橋の「ブリヂストン美術館」、鳴門市の「大塚国際美術館」、赤坂の「サントリー美術館」、銀座の「資生堂アートハウス」、安来市の「足立美術館」、丸の内と北九州市の「出光美術館」、上野毛の「五島美術館」、池袋の「セゾン美術館」、虎ノ門の「大倉集古館」、新宿の「損保ジャパン日本興亜美術館」、そして今回の「DIC川村記念美術館」などは日本を代表する有名企業が所有する美術館ですが、これらの美術館の殆どは、創業者らの趣味が高じたものと聞きます。
 美術館の運営は、展示スペースの確保は勿論のこと、学芸員などスタッフの配置、美術作品の管理、施設の空調管理など多大なコストとご苦労があると聞きます。これを「川村美術館」でも一端を覗き見ることが出来ました。また、成功者が美術品に魅かれるのは、有り余る資金力による道楽と、芸術に癒しを求めた結果と見るよりは、一流の芸術家の全く新しい価値を生み出すエネルギーや、時代を読むセンスなどが、偉大な成功者と共通した感覚を持っているからとも思われます。2018_11_11_kawamura
 「DIC川村記念美術館」に展示されたレンブラントの「広つば帽をかぶった男」、シャガールの大作「ダビデ王の夢」や「赤い太陽」、ピカソの「肘掛椅子に座る女」などには暫し見入ってしまいましたが、素人が余計な感想を述べることは止めにします。
 そして、蒐集した絵画などを公開するため美術館を建てたことは、「優れた美術品は独占すべきではない」と言う教えや、企業の広報活動の一環と社会貢献活動に寄与することに気付かれたのでしょう。なお、個人起業家が画家や彫刻家などのパトロンとして支援して、後に、作品を企業の広報施設として展示していますが、これほど多くの美術館が企業で運営されているのは日本特有の現象だそうです。
■「川村記念美術館」
   〒285-8505 千葉県佐倉市坂戸631  電話番号 0120-498-130
   開館時間 4月~10月 AM9:30~PM5:00
          11月~3月 AM9:30~PM4:30
   休館日 月曜日 12月24日~1月1日

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2018年11月 8日 (木)

民主主義は作られた世論で左右する

  民主主義は世論に左右されがちな政治形態であると言われますが、その世論は0000yoronマスメディア側の好き嫌いでコントロール出来るとも言います。私たちは、元々もっている「先入観」や「固定観念」でもの事を見る傾向が強く、これを「紋切り型」とかステレオタイプと言い、マスメディアは、これを上手に利用しています。多くの国民は限られた経験や知識しか持たないのが普通で、テレビ・新聞などの報道を真実と受け止めてしまいます。アメリカのウォルター・リップマンは、100年前に著作『世論』で、国民が新聞・テレビを見れば見るほど民主主義が歪められると指摘しています。
 さて、アメリカの中間選挙は、上院で共和党が過半数を占めたものの、下院では野党の民主党が過半数を奪還して「ねじれ議会」が実現。この「ねじれ」はレーガン共和党政権、クリントン民主党政権、オバマ民主党政権などでも度々起きていることで、政権交代の前後にはよく起きていることです。それを、恰もトランブ政権だけで起きたような嫌がらせ報道で、過去最高の投票率を記録したことなど報せません。
  尤も、トランブ大統領もテレビ番組『アプレンティス』の司会経験があるだけに、大衆受けのツボを掴むことが上手です。「不法移民は許さない」、「国境に壁を建設」、「全イスラム教徒の入国禁止」などの数々の暴言で国民の支持を得ています。折しも、セッションズ米司法長官が辞任するそうですが、決め台詞「ユー・アー・ファイアード(お前はクビだ!)」とノーを突きつけたのでしょうか。いずれにしても、トランブ大統領にとっては、上院で議席数を伸ばし、下院の議席減も最小限に食い止め、知事選でも重要なところは全て押さえていることから、2年後の再選も見えたはずです。

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2018年11月 6日 (火)

アメリカの中間選挙の行方は

 今、米国社会を支配する既存勢力に立ち向かうトランプ政権の行方が試されます。
 米国の中間選挙は、11月6日(日本時間の6日夜)に投票が始まり、6日夜(日本時間7日朝)から各州で順次開票されます。中間選挙は、時の大統領の中間テストの意味合いもあるとされ、今回はトランプ大統領の2年間の信任を問うことになります。
  トランプ政権を支える与党・共和党が上下両院で過半数を守れるかが焦点ですが、上院(任期6年、定数100)では共和党が過半数を守る勢いのようです。しかし、下院(任期2年、定数435)では、全議席が改選されることもあって、民主党が8年ぶりに過半数を奪還する可能性が高いと見られています。
 ただ終盤になって、中米から米国境を目指す数千人の「移民キャラバン」に対し、軍隊派遣などの強硬策や、トランプ政権下で続く経済の好調ぶりは共和党に追い風になるのか注目されます。また、この中間選挙にはジンクスがあるとされ、投票率は平均4割以下と低く4年前の投票率は36.4%でした。また、大統領を出す政党は相当の確率で議席を失う「与党敗北のジンクス」や現職は極めて有利とされ、今回は下院では共和党の引退議員が多いことからも、下院では「民主党有利」と見られています。
 しかし、二年前の大統領選では、殆どのマスコミがユダヤ人ネオコン・グループが支持するヒラリー・クリントン候補が有利と応援していたのに、ドナルド・トランプ氏が見事に当選していました。その後のトランプ政権は、マスコミなど敵対する勢力から数々の嫌がらせを受けながらも、根強い支持者からは変わらない支持率を得ていますから、全議席が改選される下院でもそれなりのガンバリを見せるはずです。
 結果は、日本でも明日の昼すぎには大勢が判明することでしょう。
 尚、米国のネオコンは元々はトロッキスト(ロシア系ユダヤ人)と言われています。
 実験国家の行方を占う中間選挙(2018.10.30)

ユダヤ人のアメリカ移住史http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc100.html

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2018年11月 5日 (月)

世の中は激しく動いています。

 ブログから目を離している間に、世の中は激しく動いていることに気付きます。
 まず、外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案が11月2日に閣議決定され、臨時国会に提出されます。これが可決成立すれば、新たな在留資格「特定技能1号」「特定技能2号」を設け、外国人労働者の受け入れが拡大されます。治安など全ての面で日本らしさが失われる虞や、医療制度の悪用、スパイ防止法が無い日本で外国人労働者という名目で堂々とスパイ活動が容易になる虞もあります。
 また、韓国の「徴用工判決」では、個人請求権は生きていると言う屁理屈判決で、1965年の請求権協定を尽く反故にしてしまいました。韓国大統領は「司法の判断に従う」と語り、河野外務大臣は「未来志向の関係を・・・」と述べています。厳しいコメンテーターの中には「国交断絶」を口にする人もいるほどです。外国人労働者の受け入れも、いつか日本に無理やり徴用されたと文句を付ける虞もありそうです。
 又、今年の渋谷ハロウィンは、逮捕者が出るなど随分と荒れていました。
 これからは、かつての革命ゴッコの学生運動やルール無視の暴走族、竹の子族などの集団を連想し、若者の一時的な「ガス抜き」程度に過ぎないと見ています。
 更に、トランプ大統領はイラン産原油の禁輸制裁を再開すると語っています。
 日本など8カ国・地域に最長180日間だけ、イラン産原油の禁輸の猶予を認めるそうで、日本はガソリンや灯油価格が高騰するなか、一時的には落ち着く可能性があるものの、今後の情勢は予断を許さない厳しいものがありそうです。
  シリアに拘束されていた安田純平氏が無事帰国し記者会見を開いていました。
 自己責任を問われた安田氏は「私自身の行動で日本政府並びに、多くのみなさまにご迷惑をおかけしたことので、私自身に批判があるのは当然だと考えています」と謝罪し、「自己責任についてですが、当事者である私が述べるのは言いづらい部分ですが、紛争地のような場所に行く以上、当然自己責任であると考えております。紛争地で日本政府が何かしらの救出をするというのが、非常に厳しい環境にある。だからこそ、政府は退避勧告というものを出している。そういった場所にあえて入っていく以上、相応の準備をし、何かあった場合に自分に起きたものは自分で引き受けるという準備、態勢としての準備、心の準備というものをやって入るものだと思っております。それによって自分の身に起きるものは、はっきりいって自業自得と考えています。」と語っていました。きっと、家族からも「まず謝罪しなさい」と諭されたのでしょうが、聞いていて良かったと思います。
 多少、明るい話題として横田空域管制権の一部が日本に移譲されることです。
 2020年の東京五輪まで合意を目指すようですが、これにより、羽田空港の国際線の年間発着回数(昼時間帯)を、現在の6万回から9・9万回に増やす計画だそうです。多摩地域上空を旅客機が通過することは無さそうですが、練馬や杉並区辺りの上空は通過しそうですから、住民から騒音問題が提起されそうです。

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2018年10月30日 (火)

実験国家の行方を占う中間選挙

 「実験国家」とは、米国・中国、豪州・旧ソ連のように、特定の思想2018_11_6_02に基づいて作られた国家を指し、歴史や伝統、民族色が薄く、グローバリスムや共産主義、自由主義などの理想を追求する傾向が強いとされ、逆の「自然国家」は、日本・英国・仏国・インドなどは歴史や伝統、文化色を重んじ、新理念には抵抗を示す傾向があります。
 この実験国家の代表の米国が、同じ実験国家・中国を潰しにかかっています。これには、トランプ政権が11月6日の中間選挙に勝利することです。中間選挙は、4年毎の大統領選挙の中間に実施される米議会の上下両院と州知事選の総称です。
 現在、上院・下院とも過半数を占めるのは与党の共和党です。
 中間選挙は「大統領に対する審判」とも言われ、結果は大統領の任期後半の政権運営に影響することになります。共和党のトランプ大統領も「民主党が勝てば、この国は大混乱する。」と語っていす。001204203200_つまり、共和党が上下両院で過半数の議席を維持できないと、公約の実現など大統領の今後の政権運営は困難になります。
 また、最も懸念されるのがトランプ大統領の暗殺計画です。
 アメリカでは、歴代45人中4人が暗殺され、未遂を含めると16人が命の危険に晒されています。以前、元CIA幹部で現在はCNNの解説者フィル・マッド氏が「ディープステート(闇政府)は、この男(トランプ大統領)を殺すだろう」と語ったとネットに流れていました。馬渕睦夫氏は著書「アメリカ大統領を操る黒幕」で、「米国を裏から牛耳る勢力(軍産複合体、国際金融資本、ネオコン)は百年前から事実上存在している。彼らがトランプ降ろしを行っていて、国連の反日工作の背景にも彼らが関係している。」と説き、ハリウッドは100%ユ00000000320_sr224320_ダヤ資本であり、世界のメディアやマスコミの90%はユダヤが握っている。資本主義社会で一番の武器はお金です。札を刷る権利を持っているのが中央銀行です。その中央銀行のオーナーがロスチャイルドです。ロックフェラーはロスチャイルドの手下です。と説きます。
 この巨大勢力の武器であるマスコミが、トランプ降ろしのニュースを流すのも当然で、それでもトランプ政権は一定の支持を得ていることは、何をか言わんやです。
 そう言えば「実験国家」の誕生には、ユダヤの世界支配を目指す思想が隠されていると聞きます。例えば、「共産党宣言」を書いたマルクスとエンゲルス、それを実行したレーニンやソ連共産党の幹部の殆どもユダヤ人。また、亡命中のレーニンをロシアに戻したのは英国のロスチャイルドと米国系ユダヤ人で投資銀行家のヤコブ・シフでした。それに、日露戦争当時は日銀副総裁だった高橋是清は、このヤコブ・シフと知り合い、国家予算の6倍という巨額資金の融資を受けて日本はロシアに勝利します。この事や占領憲法を平和憲法とする日本も、実験国家と見る人もいるようです。
 このような世界の構図が理解できないと、何も見えないと馬渕氏は言います。

第  7代大統領 アンドリュー・ジャクソン(暗殺未遂)、
第16代大統領 エイブラハム・リンカーン(暗殺)、
第20代大統領 ジェームズ.ガーフィールド(暗殺)、
第25代大統領 ウィリアム・マッキンリー(暗殺)、
第35代大統領 ジョン・F・ケネディ(暗殺)、
第40代大統領 ロナルド・レーガン(暗殺未遂)

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2018年10月27日 (土)

本物の「ジャーナリスト魂」が見たい

 「国民には知る権利がある」と声高に「報道や取材の正当性」を口にしますが、実際は商業ベース上にあるもので、その0000_01300x269情報がカネになるから危険も冒すし、違法スレスレの強気の取材も省みないのでしょう。
 さて、「ジャーナリスト」とは一般的に報道記事や素材を提供する人ですが、特定の報道機関に所属せず、フリーで取材活動を行う者を「フリージャーナリスト」と呼ぶそうです。そして、報道雑誌類のトップを飾るような他社を出し抜いた記事を売り込む「トップ屋」や、芸能人・著名人などの結婚・離婚などのスキャンダル情報を売り込む「イエロージャーナリスト」が知られ、今回は、シリアで3年間以上も人質になっていた安田純平(44歳)氏が解放されたことを通じて「戦場ジャーナリスト」の役割も注目されています。
 この分野の草分け、元読売新聞の記者・黒田清は「報道とは伝えることやない。訴えることや!」「ジャーナリズムの基本は弱者の訴えを代弁する事」を信念とする気骨あるジャーナリストでした。果たして、イラクやシリアで何度も拘束されては政府に迷惑をかける安田純平氏には、どのような評価を下すのでしょうか。
 また同様に、シリアの戦場を主に取材しているフリージャーナリストの桜木武史氏は、「危険だから行かないという判断も可能でした。ただ、行かなければ、何も得られない。さらに安田さんが入った地域は成功すれば世界的に素晴らしいルポが期待できながらも、たぶん日本ではさ00000000050004m1ほど評価はされないテーマ、つまり稼げないにもかかわらず、向かいました。それは報道する価値がある、金が全てではないという、伝えるといった使命感に基づいていると思います。」と語っています。
   しかし、本当に国民の知る権利に答えるためなら、危険も厭わないことが売りの本物のジャーナリストなら、40年以上も北朝鮮に拉致された日本人拉致被害者の現状や生存情報も競って取材して欲しいのに、これには殆どが取材を避ける日本人のジャーナリスト観も知りたいものです。
 結局は、言い訳に「報道しない自由がある」を主張するのでしょうか・・・

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2018年10月23日 (火)

改めて天皇陛下の存在に想う

 最近、日本の国柄をいう「国体」に触れる機会がありましたが、簡潔に申すなら、日本の「国体」は神武天皇以来、天皇を元首とする国家と言える00001204203200_はずです。先般亡くなられた佐々淳行氏は、2011年5月号「歴史通」で、「天皇―最高の危機管理機構」と題して、「天皇制は日本人が生み出した知恵の結晶、発明である」と述べています。
 また、明治天皇の玄孫で憲法学者の竹田恒泰氏は、著書「日本人の原点がわかる国体の授業」で、「日本で唯一、天皇だけは替えがききません。万が一、天皇が不在になったとしたら、もはや日本ではなくなるのです。天皇が唯一無二の存在であることを具体的に示していきましょう。天皇が不在になったら、国の統治機構は、立法・行政・司法のすべてがまったく機能しなくなります。」と述べ、その証拠として、「天皇の任命権」を定めた憲法第6条0005__sl500_と、「国事行為」を定めた憲法第7条を例示しています。
◎日本国憲法第6条
1  天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
2  天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。
◎日本国憲法第7条
天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
1 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
2 国会を召集すること。
3 衆議院を解散すること。
4 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
5 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
6 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
7 栄典を授与すること。
8 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
9 外国の大使及び公使を接受すること。
10 儀式を行ふこと。
 つまり、内閣総理大臣の任命は天皇であり、天皇が任命しなければ内閣総理大臣も最高裁長官も成立しないことになり、他の閣僚も同様です。それに、衆議院の解散も総選挙も天皇が公示することで始まります。また、全ての法律は天皇が公布しないと効力を持ちませんから、いくら国会で頑張って良い法律を作っても無駄なことになりますから、如何に天皇陛下の存在が大きいかを知ることが出来ます。
 そして竹田恒泰氏は、「日本では天皇の身体を通してあらゆる国政が具現化されています。私たちはその仕組みのなかで生活しているのです。もちろん、そういったことは、あくまでも形式的・儀礼的なものであって、天皇の意思がそこに入っているかどうかは、あまり重要ではありません。」と説き、「万が一、皇族の方々が消滅してしまうようなことが起こって、正統な皇位継承者がいなくなると、それは皇室がなくなるのと同じことなのです。国体を守ろうとするのであれば、天皇と皇位継承者を生み出す皇族(宮家)を合わせた皇室全体を守らねばなりません。」と締めています。
 このように、「天皇陛下の仕事」として、憲法にある国事行為の他に、皇室祭祀(宮中祭祀)、宮中晩餐会、、外国ご訪問;  被災地の慰問や各地へのご訪問、園遊会、皇居内での稲作など多岐に亘っていることを理解すべきと思います。

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2018年10月22日 (月)

「国体」から「国スポ」の変更に想う

 「国民体育大会」の名称が2023年から「国民スポーツ大会」に変更Photoすると、今年6月に決定しています。そして、略称も「国体」から「国スポ」と呼ぶようになるのでしょうか。
 第1回「国民体育大会」は、GHQ(連合国軍指令本部)の承認を得て、1946年(昭和21年)から翌年にかけて開催されています。きっと、GHQが許可したのは、占領下の日本国民の意識を政治や経済、軍事などの真実から目を逸らす目的とした日本弱体化政策である、「3S政策」、「Screen(映画)、Sport(スポーツ)、Sex(性産業)」の一環としてスタートしたはずです。そして、「国民体育大会」は略称で「国体」と呼ばれ、それまでの「天皇を中心とした日本国家の秩序」である「国体」は、GHQの圧力で教科書から消され使用禁止用語にされています。かつ、国体は「国民体育大会」の略称として一般国民に定着し、今や「国体」の本当の意味を知る日本人は少ないように思われます。
 名称変更の経緯は想像の域を出ませんが、日本の国柄を言う「国体」をスポーツ大会として広まったことは畏れ多いと関係者が気付いたからでしょうか。それとも、来年の天皇陛下の退位、新天皇の即位、新元号下で新たな「国民スポーツ大会」を目指す意気込みでしょうか。
 なお、「国体」「古事記」「日本書紀」「教育勅語」などの神話的国体観をタブー視する教育は、占領が解除後は早々に改めるべきでしたが、GHQの「日本弱体化政策」としての洗脳教育は、そのまま、日教組(日本教職員組合)に受け継がれ今も継続されています。

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2018年10月16日 (火)

仁徳天皇陵の発掘調査に想う

 5世紀前半に在位した第16代仁徳天皇は、現在の大阪市辺りを都としImage4、善政を敷き、茨田堤、山背の栗隈県、和珥池、横野堤など数々の大規模な土木事業や広大な新田の開発を行ったと伝わっています。また、「民のかまどは賑いにけり」の逸話も伝わるように、困窮者を救い、病者を慰問し、孤児や寡婦を扶助したと「日本書紀」にも書かれています。
 歴代天皇は国民を「大御宝(おおみたから)」と呼び、自分以上に民を大切な存在とし、時の政治権力者も天皇から民を預かる役割であったとされます。そして、仁徳天皇陵は大山古墳や大仙古墳とも呼ばれ、大阪府堺市にありますが、宮内庁は10月下旬から保全整備の一環として堺市と共同で発掘調査を行うと報じています。
 数年前には、「日本のこころ」の衆議院議員で、陵の近くに住む西村慎吾氏が、陵の入り口付近で、「陵墓の破壊であると全く気付かぬ風情の者達が、フェンスで囲って中がPhoto見えなくして工事を続けている。」と厳しく批判していました。
 きっと、出入りする工事人夫の服装や言動、工事方法から、そのように見えたのでしょう。このように、以前から国民の関心が強い陵墓と知られ、その形から三種の神器の一つ「マナの壷」が埋設されている噂や、終戦直後の1945年9月には、進駐した米軍が極秘裏に玄室を発掘した噂もあります。いずれにしても、天皇陵の発掘はご法度の場所ですから、今回の調査発掘でも、数か所であっても慎重の上にも慎重を重ねてお願いしたいものです。

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2018年10月11日 (木)

「始まったことは必ず終わる」佐々淳行

 危機管理、安全保障の先駆者・佐々淳行氏が10月10日、老衰で死去されま00000204203200_した。ご冥福をお祈り申し上げます。菅義偉官房長官も「危機管理のプロとして大いに活躍した。功績をしのび、ご冥福をお祈りする」と讃えていました。同氏は、東大を卒業後、警察20年、外務省4年、防衛庁9年、内閣3年の長きに亘り、常に最前線に立って能力を発揮しながらも、警察庁長官や警視総監などの目立った地位に立つことはありませんでした。これに、自らも「上司に立てつく癖があったから・・」と述懐されていました。
 危機管理評論家として、テレビなどに出演されると、ズバリと本質を突く、衣着せぬ切り口で、数々の名言を残して人気を博していました。「大きく構えて小さく収める」、「始まったことは必ず終わる」、「備えあれば憂いなし」と言うが日本は「憂い無ければ備えなし」だ。「良好な治安と国の防衛こそ最高の社会福祉」、「自助」「互助」「公助」、そして「防衛」「防災」「防疫」「防犯」これが危機管理のすべてだ。などは真っ当過ぎる言葉と思います。今後、このような志を継ぐ人材は現れるのか・・・・・
 佐々氏は数々の著書を残していますが、肩を張らずに読めるのは、1989年発刊の「目黒警察署物語」―佐々警部補パトロール日記と思います。著者が東大を卒業0000_bo1204203200_して、現在の国家公務員上級職(当時は警察3級職)として勤務を開始し、巡査部長3名を含む35人の部下を担当した23歳の新人警部補が、その時代を背景にした奮闘記録です。物語は1954年(昭和29年)10月1日、目黒警察署の門前に立ったときから始まります。
 「ここが私の警視庁警部補としての最初の勤務部署・警視庁目黒警察署の正面玄関だ。警察官としての人生が始まる“人生の門”か。いかに自ら進んだ道とはいえ、なんとまあ、殺風景な入口だろう・・・・・」と始まります。23歳で殆どが年上の部下を持たされ、ご苦労されたでしょうが、どんな仕事でも「置かれた立場で最善を尽くして責任を果たすことが、最も価値がある」と学ぶことが出来ます。
 佐々淳行氏のご先祖に、織田信長の武将として戦功を上げた佐々成政がいますが、大の秀吉嫌いで悲運の最期を遂げます。また、徳川光圀に仕えた佐々宗淳(「水戸黄門」の助さんこと佐々木助三郎のモデル)もご先祖とされますから、優れた能力の家系なのでしょう。佐々氏も、ご先祖に負けない剛毅と気骨の人でした。

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